漏れ 馬鹿に馬鹿と言われる

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漏れ 今日も笑顔とまごころで

いつも、この言葉に行き着きます。

いつも、この言葉に行き着いて、
悩むのをやめます。
人生は一度きりだから、うじうじ考えるのも、
たら、れば で気持ちを沈ませるのも、
そうゆうのは、
全部もったいない!
って思うようになるんですね。
闘病中だって、笑顔で楽しむ
0歳のあさひとの時間を
大切に過ごしたいと思えます。
特に今日は、そう思いました。
昔、営業時代の顧客だった方から
フェイスブックメールで
励ましてもらいました。
この方の次女は4年の闘病生活を経て
旅立ってしまったと、つい先日知りました。
これまで11年の付き合いになりますが、
全く知りませんでした。
いつも、どんなときも
一生懸命仕事されていて、
疲れた顔を見たことがない、
そんな印象を持っていました。
信頼の置ける方なので、今回、あさひの病状を
伝えたときに、色々とお話していただきました。
見つかったときにはステージ4
その後、転院し臨床試験を受け
その後4年も生きられたと。
これを聞いたとき、最初に思ったことは、
同じ気持ちを共感してもらえる方に出会えたこと
しかも、知り合いの中で、
出会えたことの安堵感と、
自分の不甲斐なさです。
周りに闘病生活をしている友達はおらず、
なんとなく自分が1番不幸なように
感じているところがありました。
でも、実際は
『人は何かを抱えて生きているんだな。』
ということを
ようやく理解できたのです。
闘病の経験だけじゃなく、それ以外にも
生きていれば沢山辛いことはあるはずです。
それは、
このブログを始めて、他のかたのブログも拝見して
気付いたことでもあります。
今までの私は、
本当に、能天気で、甘ったれで、
SNSでの幸せ自慢みたいなものに
翻弄されていたんではないだろうか。
勝手にその中で
息苦しさを感じていた気がしています。
その方からのアドバイスで、
闘病期間も、みんなが我慢しすぎるのは
よくないから、
好きなこと見つけて、自分のための時間も
過ごした方がいいと。
人生は一度きりだから、それは僕が娘から
教わったことだと。
4年の闘病生活は、
それはとても辛いことの連続だったと
お察します。
まだ3ヶ月ほどしか過ごしていない、わたしには
想像もつかない数の試練を
乗り越えられてきたんだと思います。
その方からのアドバイスはとても響きました。
とにかく、人生は一度きりです。
辛いけど、とても辛いけど、
できるだけ笑顔でいられるよう、
自分の好きなことを探してみたいと思います。
この入院中、老けこまないように、
買い物や銭湯とか、思い切ってエステとか、
読書はあまり好きじゃないけど、
この機会に、インプットを増やそう。
英語の勉強は少し始めています。
毎日、1日の中でも気分が乱高下して
ほんと情緒不安定ですが、
一度きりの人生は、
巻き戻しできないから。
子供たちのために、自分のために、
精一杯生きたいと思います。
人生には、どうしても、
どうしようも出来ないことがある、、、
でもその人生をどう生きるかは
自分で決められますからね。
★明日から、延期していた抗がん剤治療の
3クール目です。
前回は、嘔吐、骨髄抑制、口内炎、オムツかぶれ、傷が治らず髄液漏れがありましたが、
今回は少しでも穏やかに過ごせますように。

漏れの情報、たっくさん!

 俺は中等部二年に進級した。
 潤が中等部に入学してきた。
これで、潤の情報が以前よりも入りやすくなる。
少し前までの不安定さが無くなり、本当に明るい笑顔を見せるようになったが、まだまだ油断はできない。
潤は、本人が自覚するよりも繊細で寂しがり屋だ。
笑顔のしたに本心を隠す。それに気づいてやらないと、潤の心はガラスのように簡単に壊れてしまう。笑顔を亡くしてしまう。
過保護すぎるくらいが丁度いいんだ。
俺は潤にとっては兄貴だから、潤を守る義務がある。
もう、辛い思いはさせられない。
本当は、四六時中目の届くところに置いておきたい。でも、それは叶わない。なら、俺のできる限りの手を尽くそうと、あちらこちらに情報網を張り巡らせた。
俺の手足となって動くのは、言わずと知れた俺の取り巻きたち。生徒会の奴らも含め、各学年に俺の親衛隊みたいな活動をしている奴らがいる。こいつらを使わない手はない。なぜなら、こいつらは、俺のために行動することに喜びを感じるのだから。お互いの利害一致だ。
俺は、潤の涙の芽を摘んでいく。
潤によからぬ好意を抱く不埒な存在を排除していく。
これは、俺の義務だ。なんの後ろめたさもない。だって、潤のためなんだから。
潤がサッカー部じゃなくバレー部に入部したのは、まったくの誤算だった。
部活紹介のあと、潤は俺と一緒にサッカーがしたいと言っていたから、油断してしまった。
まさか、阿倍先生に目をつけられるなんて。
さらにまた、俺を唸らせる事態が起きた。

潤の隣のクラスの女子が図々しくもコクったと。
……少しでも、潤に気のある素振りをみせる女子は直ぐに俺の耳にはいる筈だったのに、使えない後輩のせいで、潤の平穏な生活を脅かす芽ができた。
取り巻きのなかから、何名かをバレー部に送り込もうかと思っていた矢先のことだ。
少々、俺の雑務が忙しすぎた。
後悔しても今さらだが、今後のために網を張り直す。
潤に言い寄った図々しい女は、顔もそこそこ、体型なんて、薄っぺらでなんの魅力もない、只のガリガリだ。背だって、潤より高い。二人並んだ姿も、お世辞でもお似合いとは言えない。
なんでこんな女と付き合う気になったんだか、潤の理性が、女と言う生き物への興味に、つい負けてしまったのだろう。
仕方のないやつだ。
もともと潤は人見知りで、積極的に動ける性格じゃない。
あの女はどうみても、気の強い傲慢な性格だ。
潤の見た目に惹かれただけで、潤の内面なんて、知りもしない。
あの女の回りも『類友』でバカばっかりだ。
見た目だけしか頭にない。ようは、自分のアクセサリーとして横に立たせたいだけなのだろう。
そんな女、気に止める価値もない。
きっと潤も中身のない女だと直ぐに気がつき別れるはずだ。
それにしても、潤があの女に向ける笑顔が、可愛すぎる。その笑顔を向ける相手は俺だけでいいのに、と潤にさえ苛立ちを覚える。
あぁ、ダメだ。潤に苛立つなんて。
あんな可愛い存在に、黒い感情を一瞬でも向けてしまったことに後悔する。
潤は悪くない。
思春期と言う名の性への好奇心に惑わされているだけだ。
俺も経験したアレだ。
暫くすれば収まることもわかってる。
わかってはいるが、苛立つのは、自分が感情を抑制できない未熟者だからだと、反省する。
潤に、あの女のことを調べたことを抗議されたが、少し反省した素振りを見せると、天使の笑顔を向けてくる。可愛いやつだ。
『翔は、俺のこと好きすぎるだろ!?』って、俺に当たり前のこと照れ臭そうに告げる潤は、やっぱり俺の天使で、愛しい。
こんなにも愛しいと思える存在を俺に与えてくれた神様に感謝する。神様なんて、信じてないけどな。でも、天使の潤が存在するんだから、神様だって、本当は存在するのかもしれない。でも、存在したらしたで、潤の家族を奪った罪を償わせなければ気がすまなくなる。
感情と言うものはすごく厄介だ。
間もなくして、やはりと言うか、潤と女が別れた。
腹が立つことに、潤のあの愛らしい顔に手形をつけやがった。許せない。制裁を与えねば。
潤は、手形のついた顔を皆に見られて、泣きべそをかいていた。
散々友人にも笑われたのだろう。
俺と顔を会わせたときは、かなり剥れていた。
剥れた顔も可愛かったけど、あの女の手形が許せない。俺の潤に跡をつけるなんて。……目には目をだ。潤を傷付けた罪はきちんと償わせる。
その後は、俺の親衛隊も、前回の失態を取り戻すべく、いい働きをしているようだ。
潤に付きまといそうな悪い虫は、全て排除できている。
ようやく使えるようになったと誉めてやると、より一層俺のために働くと忠誠を誓ってきた。
俺としては親衛隊なんてダサくて、ウザいだけだったが、モノは使いようだ。使えるものは使う。
自分の私欲のためじゃない。潤という天使を守るためだ。
潤には、その価値がある。潤にだけその価値がある。
智くんにそのことを話すと、『貴方は、やはりオヤジの息子ですね。似ています。』と、笑っていた。
不愉快きわまりない。
俺のどこが、似てるというんだ?
ムカつく。
怒ると、智が宥めてくる。
『怒ったのですか?……可愛いですね。』
と、俺の頬を撫でて唇を合わせてくる。
俺を宥めるように優しく口付けてくる。
『やめろよ。』
と言うと、色気を放ち、
『宥めてあげますよ?』
と、意味深に囁いてくる。
智との間には恋愛感情はない。
ただの成り行きで関係を持ったにすぎない。
俺の筆下ろし…初めての相手は智だ。
先輩と別れたあと、今一つ性癖についてスッキリしないでいた俺を解放させてやると、体を差し出してきた。
戸惑う俺に、『経験ですよ。』と笑い、『スポーツだとでも思って…ね?』と俺の手を掴んだ。
それからは、組の事業の勉強の合間に、お互いの性を吐き出し合うようになった。
潤には言えない秘密がまた増えたと言うわけだ。けど、罪悪感はない。
俺にとって智は、潤にとっての俺だ。
よき理解者で兄貴だ。それにセフレというカテゴリーが追加されただけ。ただそれだけだ。
夏休みの殆どを、潤と過ごした。
たまにあの煩い二人が中心となって、潤を誘い出してきたが。
あの二人は問題ない。潤を安心して預けられる。それに、遊ぶメンバーには俺の親衛隊も何人か含まれているから、俺への報告が漏れ落ちることもない。
俺も潤も、部活にさほど重きを置いていなかったので、合宿などには参加しなかった。まあ、潤には参加させないよう仕向けたのだが、素直な潤は俺に反論もせず従った。
あとは映画にいったり、買い物に出掛けたり、ゲームをしたり、夏休みの課題を見てやったりと、これは例年のことで、俺を満足させた。

本家での勉強もあったけど、それも通常と変わらずで、潤はじいちゃんの部屋で課題をこなし、俺は智と勉強やセックスをして過ごした。
夏休みが終わると、学祭や体育祭の準備が始まる。
俺は、三年生が生徒会から退いたあと、会長に就任していた。
だから、この時期は俺にとって一番のストレスだ。
学校側との調整や、実行委員との打ち合わせなど、会議だけでもうんざりするほどだ。
それに加えて、学生たちが浮き足立つこの行事。調子づいて、発情し出す輩が急増する。その矛先が潤に向けられないように、細心の注意も払わなければならない。

本当に頭が痛くなるほどに多忙だ。
この時ほど、学校生活にも智がいてくれたらと思わずにはいられない。
それでもなんとか、学祭に漕ぎ着く。
当日も滞りなくプログラムは消化されていく。
中等部は、模擬店などの出展は認められていないから、体感ゲームや体育館での舞台を使った演目などが中心となる。
問題なのはミスター&ミスコンテストだ。
何事もなく終わればいいが……

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