1974年の代償
【この記事は長文になります】
↓
過去記事
ですがよかったらどうぞ
~2013年の記事再アップ~
~2013年の記事再アップ~
※この美容記事は『カネボウ側に白斑被害者の方の気持ち』 をもっと考えてもらいたいと思い、フリーランス美容アドバイザーとしての立場で書きました。
前半の赤い文字で書いた部分は、強くいいたい部分として書きました。
お客様目線での皮膚クレーム対応の在り方について、カネボウ側に伝わればいいなと思います。記事前半の【もし私が被害者ならこうしてほしいと思うの部分】
もしご賛同いただけた方は【いいね!】を押して消費者の声を広めていただけたらと思います。
2014.4.3
【カネボウ『白斑問題』で初の集団訴訟】
カネボウ化粧品利用者に、肌がまだらに白くなる白斑と呼ばれる症状が出た問題で集団訴訟が行われることになった。
ニュースでも流れているが
カネボウ白斑被害者に対する治療法は、全くもって解明されていないというのが現状らしい。
治療法は
【アトピーの薬を出されている】など様々で治療法がないと言われていると報道されていた。
顔につけたあとに化粧品というのは、首や手などにつけることをすることが裏目に出て
首や手などがまだらになってしまった被害者の気持ちになると他人事とは思えないほど心が痛む。。。
カネボウ系(スック・RMK・リサージ他)カウンターでは、美容部員たちは、『被害者の方たちは、治療で良くなっているらしいですよ』と言っているようだが
治療法も何も見つかっていないのに、何をもってそう答えることを言われているのか・・
(※美容部員たちは悪くはない)
きっと、そう答えるようにと言われているのだと思う。
いやはや・・・
しかし、、被害者の方たちが
『お金はいらない、、とにかく元の肌に治してほしい・・』
という気持ちは痛いほどわかる。。
カネボウ側もどうして、治療法など、解明中の途中結果でもいいから、常にに被害者にこまめに伝えるとか・・・そういう努力をどうしてしないのか?・・・残念でならない。。。こういう基本的な思いやりの心こそが、被害者が一番求めている対応なのに。。
(かかった治療費払いますよだけではダメ)
※被害者は、それぞれの地域の皮膚科にてんでバラバラに行っているようだが、地域によって治療法も様々で、それどころが治療法がわからず処方されている薬さえ決まっていない様子。
これでは被害者は、不安に思ってしまうのはあたりまえ
↓
被害者の不安を少しでも取り除いてあげることが大切
↓
被害者にカネボウ側と病院が連携体制を取れる指定病院を決めるなどして、被害者の不安な気持ちに寄り添うことが、必要なのではないかと私は思う。
美容アドバイザーとして私の考え
皮膚クレームというのは、お客様の心の叫びに寄り添う心が一番必要。
化粧品会社の人間は、こういうときの対応はサラリーマン的な考えでは、お客様には何も伝わらない。
肌を台無しにしたお客様の気持ちを考えると、寄り添う心の対応を被害者の方は望んでいるのだと思う。
アンチエイジングや美白、美肌ケアなど女性が高いお金を出してでもキレイになりたいという気持ちを裏切った結果のこの事件
回収商品は新たな別の成分を使って販売されているが
この商品で被害を受けた方たちの気持ちを考えると・・・
ブランド名のパッケージを見るだけでも気分が悪くなるほどショックが隠せないのではないだろうか。。
女性にとって一生変えることのできない肌
だからこそキレイにしようと努力したのに・・・
被害者の方の心がどんなにか苦しいだろうと思うと胸が痛くなった。
このような美容事件は、今後絶対起こしてはならない。
↓
↓
↓
過去記事添付
【美容コラム】
(2013年12月24日23時21分 読売新聞)
カネボウ化粧品は24日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる白斑被害が起きたとみられる問題で、15日までに確認された被害者数が1万7046人になったと発表した。
化粧品というのは、消費者は、キレイになることを信じて、それを疑わずメーカーを信頼して購入するもの。
化粧品というのは、キレイになって当たり前の化粧品だったはず。
それが、消費者とメーカーとの信頼関係、この事件をきっかけに崩壊したように思う。
とても残念な結果に業界人として残念でならない。
私のブログ検索ワードも【リサージ・RMKファンデ安全か?】などが多くなった。
カネボウ・リサージ・RMK・スック・美白商品の一斉回収事件
カネボウ系の信頼は、一気に崩壊したように思う。
10年前崩壊寸前のカネボウを傘下に受け入れた花王は事件により
【カネボウの親会社である花王の決算を見ると、2013年12月期決算予想はカネボウの自主回収費用を見込んで減益となっています。カネボウに対する損害賠償費用により、花王はさらなる減益となる可能性・・・】と、発表されている。
■美容部員業界について
数年前からカネボウは、百貨店からの店舗撤去・店舗撤去により人件費削減を行ってきた。
BAという仕事は、これからなくなっていくだろうと私は、以前から言っていたが
やはり今はメーカーのBAの正社員採用はなくなり、
パートや契約社員止まりと時代は変わった
いまやBAという仕事は、派遣や契約社員がほぼ全体を占め、正社員は皆無という職種になる。
これは、時代の流れなのかもしれない。
今回のカネボウの信頼崩壊の白斑皮膚疾患の事件
被害者は、白斑まだら被害者の方のほかに・・・
【カネボウ・リサージ・RMK・スック】などカネボウ系化粧品販売業の派遣や契約社員・パートの皆様も被害者かもしれないと思う。
メーカーの制服を着て、社員ではないが、店頭で社員と同じように頑張ってきたのに
お客様から罵声をあび、お客様に頭を下げ・・・・
店頭でお客様からのお叱りや、冷たい目線を受けるのは、メーカー本社の正社員ではなく、店頭に立つ一般の販売員たちも心を痛めてと思うと、どんなにか辛かっただろうなと思う。
店頭のほとんどのBAたちは、ここだけの話・・・
決して高い給料では働いていない。
もちろん社員ではないので、ボーナスもないだろう。
それなのに、店頭では、きっと毎日、頭を下げる毎日。
どんなにかどんなにかお客様の冷たい目線に心を痛めたかと思うと、かわいそうでならない。
違った意味での被害者
それは、店頭で販売していた販売員だった。
カネボウ側は、お客様はもちろんのこと、
末端の販売員として働いている方たち・そしてご販売店様に対しても
誠意を持った対応で、接してもらうことしかないと思う。
誠意と持った対応とは・・・
相手の気持ちになった応対しかないと思う。
商売というのは、クレーム対応でその会社の資質がわかるとも言う。
もちろんメーカーの人間も所詮は、サラリーマン。
お客様目線、お客様の立場になって物事を考えること。
それは、サラリーマン意識(やらされてる感)を自分の中で取り除かないと、お客様の気持ちはわからないかもしれない。
カネボウはこれだけの事件ではなかった。
カネボウリキッドファンデーション【別ブランドとの中味の入れ間違い】
これもカネボウ系ファンデーションの信頼を取り戻すのもかなり難しいだろう。
『大手ブランドカネボウ化粧品の安全性』
今まであたりまえと誰もが考えていた『化粧品の品質と信頼』
私もフリーランスになりいち消費者の立場となり、大手メーカーにいるときよりもお客様の立場の気持ちがよくわかるようになった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この事件で、今もまだ治らずに悩んでいる方が多いと聞いている。
何よりも被害者の方が望んでいることは、【元の肌に戻りたい】ということ。
いい方向に進み、一日も早く心から笑顔になれますようにと私も祈りたいと思う。
?
日本化粧品協会公式【化粧品検定本】
?
オススメ!代償情報
?
?
カネボウ白斑事件からまもなく4年
未だ収束していないこの事件
被害者の方は今もまだ毎日毎日、鏡を見るのが辛い日々と戦っている。
ただそれを使ったというだけなのに・・・何でここまで苦しまなければいけないのか・・・・と怒りをぶつけながら苦しんでいる。
これをそのまま消し去ってしまっては、被害者が可愛そうすぎる。
白斑被害の方は、今も、苦しみ、そして治療に希望をかけて頑張っているのだから。
↓
私のところにも、カネボウ白斑被害者の方からの相談メッセージが時々届く。
カネボウ側と被害者側に、かなりの溝があることは確かだな・・・と感じる。
もちろん、それは、被害者と加害者側では溝があるのはわかる。
しかし被害者の方の気持ちは
もっと情報を隠さずに、被害者の気持ちになって寄り添う姿勢をカネボウ側に求めているのではないか?と思う。
白斑被害者の気持ちを無視した機械的な対応が、今の被害者の不満の理由なんだろうな・・・。
今も被害者の方は、不安でいっぱい抱えている。
こうして、時間が経過しても、やっぱり不安なのは変わらないと思うから。
その気持ちをカネボウ側が理解することが必要なんだと思う。
私のブログの読者さんにも、白斑被害者の方がいる。
今も必死で白斑治療に取り組んでいる。
そして、その方は、同じ白斑被害の方に、『一緒に前向きに治そうよ!きっと治るよ!一緒に頑張ろうよ』と、呼びかけている。
私は、その方は自分の白斑治療だけのために頑張ってるのではない。
世の中の白斑被害者の方たちのために、自分をふるい立たせて頑張っているのだと思った。
私は、陰ながら応援をし続けたいと思う。
心から笑顔になれる日が来るように。
美容を心からまた楽しめる日が来るように♪(願)
※化粧品業界前例のない事態に困惑
↓
【この記事は、2013年7月にアップしたものですが、現在、Googleでトップアクセスの美容記事として大ヒット記事となっております。再度アップしておきますので初めての方お読みください】
美白回収だけにとどまらない、、これからのカネボウスキンケアに対する代償。
肌に直接つけるものだからこそ、一度失った信頼を取り戻すことはそうたやすいことではない。
カネボウの今回の打撃は、親会社の花王の大打撃であり、化粧品業界の歴史に大きな影響を及ぼすであろう。
カネボウ美白全品自主回収
独自に開発して配合した医薬部外品の成分「ロドデノール」が原因で、肌がまだらに白くなったケースが確認されたため美白商品を自主回収することとなった。
またしても、、カネボウか・・・
と、、私は、同じ業界人としてショックだった。
またしても・・・という意味は・・・
カネボウがどうしてこうも不運が続くのか・・
という気持ちで、私は、カネボウの不運に同情。。
90年代半ば
美容部員という職種がBAやBCと呼ばれるようになり
その頃、美容部員の正社員採用もピタッとなくなった。
この頃もカネボウに不運が起きていた。
↓↓↓
カネボウの危機
カネボウは、カネボウ化粧品だけでなく、カネボウ繊維、カネボウ食品など手広く商品を販売していた。
しかし、カネボウ繊維が大きな負債をかかえ、それをカネボウ全体で、なんとかしようと全社員で痛みを分け合って乗り超えていこうという策がとられた。
化粧品部門では、3年間給料10%減、3年間ボーナスはゼロ(カネボウ食品フリスク一年分やカネボウ食品ラーメンなどの現品貸与のみ)
今まで化粧品の歴史の中で、ここまで大きくなったカネボウを守ろうと、痛みを分け合おうと全社員に言い渡された。。。
このとき、、、
この待遇に不満を持ったかなりの人数のカネボウ美容部員たちは、退社した。
その頃にカネボウが美白のカネボウとして頑張って育ててきたブランドが
今回美白回収品になっている↓ブランシールである。
なんとも言えなく胸が苦しくなる気持ちだ。。。
あの危機からカネボウが大事に守ってきた美白ブランドが崩壊する。。。
美容業界の歴史が崩れおちるような感覚
である。
その後・・・
カネボウは、危機から脱することが出来ない状態が続いた。
2000年
カネボウに光が舞った。。。
カネボウを救ったのは、花王だった。
実質カネボウは、再生産業機構の支援のもと、花王の子会社として存続する形となった。
メイクが強いカネボウ
スキンケアが強い花王
これが合わさったことで、カネボウは、きっともう大丈夫だろう・・と誰もが思っていた。
それが・・・・
こんなことになるとは・・・・
カネボウは、スキンケアが弱いメーカーだった。
個人的には、私は、カネボウスキンケアは好きだが、カネボウ=メイクというイメージが強い。
そこでカネボウは、スキンケアに特化したブランドとしてリサージに力を入れた。
北海道の某ドラックストアは、リサージ強化店としても有名である。
今回、スキンケアの一番の強みである、リサージが回収対象となったことで
スキンケア部門では、一番の売れ筋だった分野が崩壊したことで、大打撃となるだろう。
●リサージ
ホワイト スキンメインテナイザー 全8品
ホワイト ホワイトニング リペアクリーム
ホワイト トライアルセット 全4品
ボーテ サーキュリードa
インテンシブ ブライトニング エッセンス
スキンチューナー ブライトニング 全2品
消費者は、カネボウ系のものを敬遠するようになることが目に見えている。
夏商戦前の一番美白が売れる時期の痛手は、計り知れない。。
商品回収ということよりも、今後のブランドイメージをどうやって挽回するか・・・
これはとても難しい。。
記憶に新しいのは、、、
石鹸成分の、加水小麦で自主回収した《●●のお茶石鹸・・・》
《●●のお茶石鹸は》は、今ではもう、、ほとんど見ることはなくなった。。。消費者がもう振り向くことがなくなったこの事件と、今回の事件・・・信頼とは一度失ったら・・・けっこうその代償は想像以上に大きい。。
なんとかカネボウには、また立ちあがってもらいたい・・という気持ちで私的には応援したい。
?
?
? ★美容順子が選んだ厳選コスメブランド集
【ドクターベルツ極上美容部】
※美容順子の読者と書くと、下記の特別特典を受けられます♪
(監修)日本化粧品協会公式【化粧品検定本】
?
?第1位アクアジェルクレンジング
第2位タプリスクレンジング
第3位クレンジングローション(ミルクタイプ)