パン屋さんの外観写真で始まるレポはひっさしぶりのわんたママブログです。でもまあここは北スペイン・ルーゴというガシリア地方の城壁の街。旧市街を取り囲むローマ時代の市壁が世界遺産に登録されています。
(ドーナツが評判いいらしいの)
市壁の一歩外側で見つけたというパン屋さん。どうやらチェーン店らしいの。スペイン国内あちらこちらにあるみたいだから、これからスペイン旅行を計画している人は是非参考にしてね。
…あ、でも昨日はバルセロナで痛ましいテロがありましたね。1日も早く終息するといいけれど。。。たくさんの方がお亡くなりになったり怪我をされたり怖い思いをされたり、大変心が痛みます。
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店舗ですが、ローマやポルトガル、ロンドン、アフリカ大陸にもあるようですから、日本で言うところのサンジェルマンやドンクみたいなもんなのかしらん。
お店の方に手振り身振りで写メのオッケーを撮らせていただきパン棚等撮影させていただきました。
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上の写メを拡大しますね。
『TETILLA』って乳首のことらしいです(笑)
しかも大小ある、小サイズでもデカすぎ。小麦とライ麦を使用した、外側が薄く中身が柔らかく味わい深いパンなんですって。後でわかったのですが、ガリシア地方独特のパンなんです。
NORLANDERっていうのはライ麦パンで、ひまわりの種やライ麦の粒が入った固くて酸っぱいパン。
いくつかのパン名が国名です。
MIG CUITは中身の部分が非常にみっちりとしたパンです。タパスに向いてそうですね?(^_^)GRANADAは柔らかく、ほんのりと甘いものが好きな人へのパン。
BIOLOGICAはおそらく、材料全てがオーガニック的なパンに。SIN SALは無塩のパンです。
エンパナーダに似たカルツォーネのようなパンもあります、揚げてあるのかな?何だかパリパリしてそうですね。この手のパンに麦の粒をまぶしてあるのが興味深いと思いました。
こちらのお店、奥の方がカフェスペースになっていましたよ。だからなのか、ペイストリーの種類が豊富です。
ガリシア地方に近づくにつれ『チュロス』の姿も見かけるようになりました。あ、写メ右側のはおそらくデニッシュスティック。
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基本、お店に入ったら『購入』というのがヨーロッパ流。そんな認識を持ちます。あちらの人って顔に出ますからね、買うか、買わないかによって態度が豹変することもあるのでご注意を!
そんな考えから、『アラビアン・ブレッド』(小サイズ)を1つ買ってまいりました。ミニ・アラビアン・ロールというパンです。
どこかアラビア半島あたりのパンっぽいのかなと思ったのですが、よく分かりません。特に中も空洞ではないですしね?。小麦の他にセモリナ粉を使っていること、平焼きのパンであることあたりから来るのでしょうか。
GRANIERは、チェーン店としてアフリカ大陸にもお店を持つのですから、世界各国のパンのイメージを捉えて販売してあるのかもしれませんね。
そして翌日の朝食でいただきました。挟むものには困らない、ホテルのバイキングですから。ただねえ…
このトースターが全く焼けなかったから
トースターを使用した他の人も皆文句を言いながら戻ってきていました。どぉしてこんな使い物にならないものを設置するのでしょう日本では考えられませんよね。
私も5分くらい粘ってトーストしてみました。しかし、
こたつで足が温まった、ってレベルの火通りで、私の『アラビアン・ブレッド』は半分ほのかに温かく、半分は冷たいままでした。
時間の無駄でした(悲しすぎる)