クロスいいよ。
洗面所、収納、シューズクロークは、全て同じにしました。
部屋ごとに貼りわけたり、アクセントクロスをしても良かったとは思いますが、選ぶのが面倒だった気に入った柄はオプションばかりだったので、やめました❗←まだ少し未練あり(笑)
選んだ壁紙は、、、
そうです。玄関で諦めた壁紙 再登場(笑)
洗面所のタイルとも合いましたタイルは、ビアンコです。ちなみに私の希望は、その横にちょっと写ったやつでした
ここでちゃんと使えたので、
玄関では、諦められたわけです
でもなんか普通なんだよな~やっぱりアクセントクロスとか、したいな~
ま、普通が一番ってことで❗
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安置所に向かうとき…
不思議な出来事に遭遇してカーディガンを失くしてしまっていたので、二の腕を触ると保冷剤のように冷たくなっていた。
寒さから思わず自分の腕をクロスしてさすりながら小林さんの話しに耳を傾ける。
「長い時間いらっしゃるから寒いでしょ?」
そんな私の様子に小林さんが気づいて声をかけてくれた。
「そうですね…こちらに来る時にカーディガンを落としてしまって…このぐらい冷やさないと真夏ですから遺体も傷んでしまいますよね。」
「温かいお茶、今お持ちしますね。」
小林さんがお茶を持ってきてくれる間、私は消えかかったお線香に気づき新しいお線香に火を灯した。
お線香の煙がユラユラ立ち上ったかと思ったら、煙が方向変換して私の方に向かってなびいてくる…
お線香の煙が自分のほうに向かってなびいてくると、故人が喜んでいる証拠だということを幼いころにおばあちゃんから聞かされたことがあった。
ダンナは私と長い時間話せて嬉しかったのかな?
生きている時…ホントは私とこんなふうに夫婦の時間を持ちたかったのかな?
お線香の煙を纏いながら私は再び想いを巡らし始める…
「お待たせしました!」
小林さんが熱いお茶を持って部屋に戻ってくると、通夜に向けての打ち合わせが再び始まった。
「お通夜前日に最終打ち合わせに伺いますので、それまでにご主人さまが旅立たれる際のお洋服をお願いします。
それとご主人さまがお好きだった音楽で、お通夜と告別式にBGMで流したい曲のCDもお持ちでしたらそちらも一緒にご用意ください。
あとは何か趣味などがお有りで、ご主人さまの生前のお人柄がうかがえるようなお品物がありましたら、当日斎場に飾りつけさせていただきます。
お通夜当日にご用意いただくものは、お供え物と柩の中に何か入れたいものがありましたらそちらと、あとはご主人さまがお使いになっていたお箸とお茶碗にご飯を丸く盛り付けてお持ちください。」
お通夜も告別式もまるで未知の世界…私は必死にメモをとりながら小林さんの話しに聞き入るけど、最後までちゃんと滞りなく式を終えることが出来るのかだんだん不安になってきた…
「よろしくお願いします。」
小林さんとの打ち合わせが終わり、私は再び灼熱の太陽の下に戻り日傘を広げる。
安置所で冷え切った身体には灼熱の太陽の暑さも一瞬心地よかったけど、ジワジワと体温を取り戻すころには不快指数がMAXに達していた。
ダンナが亡くなってまだ3日…
季節も、うだるような暑さも、街並みも、何ひとつ変わっていない…
変わってしまったのはダンナが亡くなったという事実と私を取り巻く全ての現実…
見失った気持ちは遥か遠いところに行ってしまい、今こうして安置所の帰り道を歩いていてもまるで他人事のように思えてしまう自分がいる。
受け容れたくない自分と…
受け容れなきゃいけないと思う自分…
一歩…また一歩…
進むたびに気持ちがメトロノームみたいにユラユラするのがわかる…
まだまだこれから…これからが本番!
今ここでへこたれるわけにいかない!
『ガンバレ、ワタシ!!』
崩れ堕ちそうになるココロへ無理矢理のエールを浴びせながら…
私は娘たちの待つ家路に急いだ…
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