模索 羊の皮をかぶったテレビ。
模索 花は人を磨きます。
アリとキリギリスという童話がある。
遊んでばかりのキリギリスさん
働き者のアリさん
夏、毎日遊んでばかりのキリギリスが
冬になり食べ物が無くなり困る。(死ぬ)
アリさんの様に真面目にコツコツ働きましょう。
そんな童話。
日本人なら誰でも知ってる童話。
アリさんが正。キリギリスさんが誤。
キリギリスはバカだなぁ。
どうしてもそんなイメージになる。
しかし、それはイメージであり。
一つの薄い情報での判断でしかない。
情報を少し濃くして見る。
アリとキリギリスの寿命は?
アリは約2年
キリギリスは2か月だ。
たった一つの情報を知る(加える)だけで
すこし、認識が変わってくる。
いいんじゃないか?
たった2か月の寿命。
歌って踊って過ごしてもいいんじゃないか?
キリギリスへの認識が変わる。
死を直前に迎えても、悲観的にならず
笑って踊ってバイオリンを弾いて
明るく過ごした。
ただのバカじゃない。
ただのバカってのは
寿命の違う2種類の生き物に、赤の他人の薄っぺらい情報を基にした価値観で一方的な横並びの正解を押し付けようとする行為だ。
2か月の寿命なら楽しく過ごしてもいいじゃないか
って人もいるだろうし
2か月の寿命だったとしても、ちゃんと働いて過ごすべきだ
って人もいるだろう。
どっちが正解、不正解ではなく
与えられた情報だけでなく自分で得た情報も加えて
判断し、認識することが大切だと思います。
知ったうえでアイツはバカだと言うなら
それはその人の価値観だから尊重する。
ただ、知らないのに、批判だけしてても・・・
情報が少ない人は、この童話を
真面目にコツコツ働くことの大切さを教えてくれる童話
と語り。
情報が多い人は、この童話を
真面目にコツコツ働くことの大切さと、それぞれの価値観
生き方は色々あるという事を教えてくる童話と語るかもしれない。
童話の中だけの情報に「寿命を調べる」という
ほんの少しの情報を知るだけで
認識はカンタンにコロッと変わる。
世の中には色々な人がいて
色々な考え方がある。
少ない情報で自分勝手に判断するのではなく
相手の状況をしっかりと見て、相手の幸せの基準を模索すること。
どんなビジネスでも同じだと思っています。