「だるい」「疲れた」そんな人のためのデメリット
ヤマハメイトというバイクをご存知でしょうか?
ホンダのスーパーカブに酷似している、訴えられたら負けるんじゃねぇかという車両です。
スーパーカブ
メイト
僕は10代のころ雨の日も雪の日も新聞配達をしておりまして、その頃にメイトの基本的な乗り方としてウイリー走行50mとドリフトを覚えました。膝を擦ろうとしてステップを軸に吹っ飛んだのはいい思い出です。
メイトには様々なバリエーションがあります。
カブは4ストロークエンジンしかないのですが、僕が乗っていたメイトは2ストロークでとてもパワフルでした。
しかし、カブにはない、というか、普通原付にはない【シャフトドライブ】のメイトが存在するのです。
それが【タウンメイト50/80】です。
数年前に偶然状態のいいタウンメイトを手に入れてしまい、それから完全にハマってしまいました。周りの人には
「憑りつかれている」
とまで言われています。
しかし、憑りつかれてしまったのは僕だけではありません。ベースに出入りする仲間にも徐々に感染は広がっていきました。
何故タウンメイトには中毒性があるのか?
それは先述した【シャフトドライブ】であるからに他なりません。
現在ほとんどのバイクにはチェーンが付いていると思います。これは簡単に言いますと、エンジンが後輪を回してバイクを進めるためについている装置がチェーンなのです。これを【チェーン駆動】といいます。
チェーン駆動は動力の伝え方が大変迅速で、なおかつスプロケットの変更で加速や最高速が調整できるというメリットがある半面、デメリットとして、頻繁に清掃や注油、交換が必要になるという点が挙げられます。
シャフトドライブとは何かといいますと、チェーンの代わりにシャフトと言われる歯車付きの棒が付いていて、それにより車両を動かすことができます。
メリットとしてはチェーンのようにメンテナンスがほとんどいらず、大体二万キロに一回シャフトのギアオイルを交換する程度で済みます。
デメリットとしては、チェーンに比べて大変重いこと、加速などの調整ができないこと、コストが高いので壊れたら結構大変なことが挙げられます。でも、ほぼほぼ壊れないです。
そういった事もあり、国産車では大体400cc以上のアメリカン等に採用されるのが普通でした。
因みにうちのデモカーのGL500もシャフトドライブ、その前のM1800Rもシャフトドライブでした。シャフト大好きか俺。
なので原付にシャフトドライブを採用するなんていうことは考えられないと思っておりました。
しかし、ヤマハだけはキャロットというシャフトドライブの原付を1979年に出していたのです。
その技術を受け継いだのが1982年に登場したタウンメイト50/80でした。
しかし、当時はスーパーカブが猛威を振るい、同社にもチェーン駆動のメイトがあった為、すこぶる不人気でした。
しかし発売から30年近く経って、僕の中で大ヒット。
原付で、しかもビジネスバイクでシャフトドライブだなんてそんな馬鹿な!
燃費もカブとほとんど変わらず、古いバイクなのでリミッターもありません。
そして燃料タンクは5リットルも入ります。月の給油が1度なんてザラです。
こうして、何台も何台も仕入れては売り、仕入れては売り、自分の足としても長い間使っておりました。
とにかく丈夫で壊れません。
リアタイヤの交換が多少面倒ですが、それでも一度やってしまえばすぐ慣れます。
シャフトのオイルも、オイルではなくグリスを塗るだけという超絶楽ちん仕様。
こうして、僕はタウンメイトにどんどん傾倒していくのでした。
その内タウンメイトにも色々種類があることが判明します。
6V/50cc/80cc
・3速セル無し/セル付き
・4速セル無し/セル付き
12V/50cc/80cc
・3速セル無し/セル付き
・4速セル無し/セル付き
なんと1981年から1997年迄作られていたんですね。
で、その中でもやはり最終モデルに近い
4速12Vセル付き
という車両が我々タウンメイターの中では一番人気のある車種なのですが、市場に出回ることはほとんどありません。
その4速セル付きを探し求めて数年、ついに我が家にそれがやってきました。
一応動くは動くのですが、しっかりとレストアしていこうと思います。
次回レストア編に続きます。
鳴かぬならやめてしまえデメリット
もとい
気を使いたくないので?の個人部屋にしました
荷物はどでかいスーツケース満タンだよ
女性専用フロアー
自由に使えるサロン?も有り良いホテル…
放射線を発する物質、アイソトープを注射し脇のリンパのどこに流れ何個位到達しているかを調べる検査らしい。