肉まん かわいいは、正義!

肉まん

そろそろ肉まんが本気を出すようです

2品目。

 

とりあえず、一番熱い時間帯に冷たいものを食べたし、冷房で体が冷えてもいかん、と思って、ストックしていた中華まんを晩御飯に食べることにしました。

 

先月の下旬に1週間ほどしか販売されなかった、内のの数量限定の中華まんです。以前からお気に入りの中華まん専門店。前回食べた中華まんもおいしかったです(その時の記事は)が、今回も夏らしい、ちょっと変わった中華まんです。

 

それがこちら。

 

 

辛子高菜まん。「ピリッと辛味の強い辛子高菜を、定番の肉まんと組み合わせました。豚肉と高菜の相性は抜群!癖になる一品です。」との事。

 

 

上部から。赤唐辛子が少し練りこまれているようで、皮がほんのりと赤味を帯びています。高菜もしっかりと練りこまれているのもわかりますね。

 

 

側面です。高さ、大きさともにいつもと同じぐらい。もちろん、温め直しは蒸し器を使いました。蒸し上がると、一回り大きくなったような感じがしますが、ふっくらとして、とっても美味しそう♪

 

では、実食!!

 

 

ガブっと断面です。高菜が入ったお肉の塊がゴロっと入っていました。皮は持った時のふかふか感覚同様、ふかっと柔らかでいい感じです。唐辛子が少し練りこまれていたので、ピリッとした辛さがありました。

 

中のあんは豚肉たっぷりでとってもジューシー♪肉汁が出てくるおかげで、下の皮が肉汁で柔らかくなってしまって、崩壊寸前になるぐらいでした。その辺にちょっと食べにくさはありましたが、肉汁を吸った皮の部分も激しく美味しかったです。

 

辛さは最初は辛いかな?と思いましたが、食べ進めていくうちに慣れてくるせいか、後半はあまり辛さを感じず、ちょうどいいぐらいに思えました。高菜のとの味わいのマッチングもさることながら、シャキッとした食感もとてもよくて、美味しかったです。

 

外は今年一番の暑さを記録したほどでしたが、こういう日に熱くて辛い物をたべる、というのもショック療法的でなかなかよかったです♪また美味しそうな限定の中華まんが出たら買っておこうと思います。

 

さて、明日はランチ会♪楽しみだな!!

 

 

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おなかがつまると、答えもつまる。「肉まんに相談だ。」

前回からの続き。準決勝の対戦です。

準決勝のほかの対戦は、原田先生×北央・美馬、優木秀子×田丸翠だ。

窓の外からそれを見守る机君に肉まん君が太一が須藤さんに言ったことを話す。

「どうなるかなあ須藤さんと真島。あいつ午前中にさあ…」

「え?そんなこと言ったの?」

”こういう賭けどうですか、先に負けたほうが競技かるたを辞める”

「…そんなの賭けじゃない。気持ちよくかるたさせないための縛りだ」

 

かるたを挟んで対峙する太一と須藤。

「すげーじゃんここまで勝ち上がって。正直記念受験みたいなもんだと思ってたよ。受験生だけに」

「須藤さんは乗ってくると思ってたのに」

「は?」

「あの賭けに」

太一は周防の言葉を思い出している。

『ぼくはたぶん詩暢ちゃんには勝てない。実力がありすぎてかるたが好きすぎる。

 “自分のかるた”に集中するタイプは手ごわい。集中させないことだよ』

(須藤のSはドSのS)

(独善的に見えて須藤さんはコミュニケーションから離れられない)

『ぼくのことはたいていみんな“あ、名人だ”って緊張してくれる(詩暢ちゃん以外は)。

 最初から集中力を欠く要素がある。きみは、どうする?』

その言葉を思い浮かべて、攪乱を始める太一。

「負けるかもって思いました?」

「は?だれが負けるって?バ――カ、バ――カ」

「ですよね、思ってませんよね」

惑わすように話しかける太一の姿が、言葉が、須藤にはふいに周防名人と重なって見えた。

『須藤くんは…』

「須藤さんは…かるたを辞めるなんてうそでも言えないくらい、この世界が好きなんですよね」

その一瞬の幻影を、

「そーなのよ、太一よくわかってるぅ!」唐突な千早の大声がかき消す。

「お静かに、もう暗記時間始めますよ」運営側にそうたしなめられ、あわてて周囲や太一に頭を下げる千早。

 

 

「………」

絶句する太一を尻目に、須藤は楽しそうに鼻歌交じりに札を並べ始める。

(集中の削り合い。須藤さんらしくて、ホッとする)

挑発を真正面から受け止めてくれた好敵手の須藤に、不思議と安心したような穏やかな顔つきになって太一も札を並べ始める。

“負けたら競技かるたを辞める”

“勝ったら一生やる”

「私たちも何か賭ける?」

向かい合う理音に、千早が楽しそうに話しかける。

「は?なに言ってんの?」

「私が負けたらチョコ1年間我慢する。山ちゃんは白米を1年我慢」

「ちょっと待って」

「ヘヘッ嘘だよ。もうクイーン戦がかかってる」

(でも、太一がいる)

背後に戦う太一を感じながら思う。

(太一がいる。太一がんばれ)

(須藤さんと真っ向勝

負)

準決勝が始まった。

 

札が読み始められる。最初数枚は空札。そして…

「…

読手が咳をしそうになり「すみません」と謝ろうとしたその刹那、千早と理音が同時に札を飛ばした。

「え?」

「え?」

「すみませんって言った?」

「-----!ゲホッ。すみません、ごめんなさい」青ざめた読手が慌てて頭を下げる。

「いまのは『すみのえ』じゃなくてすみませんって言おうとしてーー」

だが「す」の一呼吸前で素早く反応した千早と理音に周囲は息を飲む。

(『すみません』の『す』になる前の音…)先ほど千早に敗れた桜沢先生は驚嘆する。

(抑制が外れる…4オクターブの極限の“感じ”勝負になる)

 

読手が、恥ずかしい、消えてしまいたいっ…とぺこぺこと頭を下げながら「お手付きにはなりません、また1枚目から読み直します」と仕切り直し、安心する千早。

「…」息をつく須藤に、

「よかったですね。お手付きにはならないって。『す』でもなんでもない札、触っちゃってても」

と不気味に薄笑いながら、乱れた札に目をやる太一。

(なんだ?いい匂いがした。そう思ったら動いてた)汗をかく須藤。

太一の巧妙な誘いに引っかかったのだ。

(フェイクかまされた。…不発で残念だったな)

 

移動中の空港で、対戦中の太一を思い浮かべている周防名人。

(真島くんはがんばってるかな。サッカーやってたからかな、フェイク自体はぼくより上手い。まさかここで?ってとこでやる)

 

さらに自陣の札を動かし、須藤の気を散らす太一。

よりによってさきほどの「すみのえ」が読まれ、一瞬の集中を欠いた隙に太一が札を奪う。

(くそっ、敵陣を気にして自陣の暗記入れるのがゆるかった)

さらに間髪置かずサッと手を上げ、「ちは」の札を敵陣に送る太一。

(送って狙ってくるつもりだろ。いいよ、かかってこいよ)

 

空港にいる周防の携帯に詩暢から電話がかかってくる。

『周防さん、いまはどちらに?』

「ぼく?」

『毎年どこかテンション上がるところにおらはるやないですか。東西予選の日には』

「ああ、うん。いるよ」

長崎便の最終便の搭乗案内が流れている。

「でも、また今度にする」

『…次の名人戦がほんまに最後ですか?』

「うん」

『誰が挑戦してくると思わはります?西の方は順当に綿谷新がいま準決勝まであがってきてますけど』

詩暢は西日本予選の会場に来ているのだった。

『あーあの瑞沢の人が東では出場でしたっけ、TV収録の時一緒だったお弟子さん』

「弟子じゃないし…。弟子じゃないけどあの子が来たら、おもしろい。長崎に帰るより、テンションが上がるかもね」

 

(長崎?)

不審に思いながら電話を切る詩暢ちゃん。

その背後の会場からざわめきが聞こえ、準決勝を終えたばかりの新が出てくる。

「ご苦労様やな新、毎年毎年1回戦から。よほどかるたが好きなんやなあ」

「次やっと決勝…東のほうはどうなってる?勝ち上がってんのは…」

 

そして太一×須藤の戦いも白熱…

 

なんか太一がダークヒーローみたいになってます。

新はあっさり決勝で、なんか軽視されてるっつーか西日本の存在感薄…主要人物が東日本だからしょうかないけれど(涙)。

次回決勝は新の戦いじっくりやってくれるかな。そして太一はどれほど実力をつけたのか、須藤さんはどこまで太一に食い下がるのか…!

2回連続お休みで、8月から連載再開みたいですね。

 

 

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