肉まん 知恵を、集めて、つくる。
8月7日バナナの日
肉まんなら何でも揃うお店
ごきげんさまです。
断捨離のやましたひでこです。
うな重
20年前に亡くなった父は「蕎麦」と「鰻」が大好物だった。
14年前に亡くなった姉、国際結婚をし長くドイツ暮らしで日本食を渇望、日本に里帰りするたびに「ヌタ」なるものを好んで食べ、「鰻」も外さなかった。
イカぬた
姉に言わせれば、ドイツはろくな食べも物ないのだそう。ジャガイモもソーセージも勘弁してほしいと。
11年前に亡くなった姪、西洋と東洋の血が混じった姉の一人娘は、日本のコンビニで売っている「肉まん」がえらく気にいっていた。
当時、ドイツにはコンビニがなくマクドナルドはあったけれど。
2年前に亡くなった母は、ご飯は真っ白な「銀シャリ」でなくてはなりません!というタイプ。戦後の食糧事情が悪かった頃の「玄米」がよほど嫌な思い出となっていたに違いなく。しかも、ジャンク食系で孫娘と肉まんを一緒なって食べていた。
翻って、実家で一人生き残っている?私はといえば。
父の血を引いたのか大の蕎麦好き。
だからなのか、とびっきりのお蕎麦を食べるたびに、この蕎麦を父に食べさせたかったな、とよく思ったもの。
そして、私は、学生時代のヨガ道場で出会った自然食が性に合い、基本的には玄米雑穀と野菜好み。
でもね、お盆になると、割烹で「ヌタ」を肴にお酒をのみ、真っ白なご飯の上に盛大に鰻を載せた「うな重」を食べる。
さすがに、この季節、コンビニの肉まんは無し。
これが、実家で最後に残った私の供養の仕方。
あれ、私が食べてどうする?
と思わないこともないけれど、故人を偲ぶのは様々かな。
喧嘩ばかりしていた家族だったけれど、
今は、あちらで四人で穏やかにしているのかしらね。
まあ、穏やかばかりでは刺激がなくてつまらないかもしれないか。
それにしても、父も母も姉も、かなり頭の働く人たちだったけれど、家族のコミュケーションの取り方は、まったくもって不器用そのもの。
それは、小さくて家族の蚊帳の外にいた頃はわからなかったけれど、この年になったからこそ理解できること。
家族とは半分は癒し
家族とは半分は戦い
有り難くもあり、
厄介でもあり。
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