防犯カメラへようこそ

防犯カメラの浸透と拡散について

ずっと取り付けたいと思っていました。 家にカメラを。 Google AI（人工知能）と言われて昨年から話題になっているNESTです   夜中でも撮影可能はもちろん、家族の顔認証も出来、他人か家族かの選別をしてアプリで知らせてくれます。 動きのあるもの全ていちいち知りたくないという不満を見事に解消。 設定の仕方は色々ありましてその内容が細かくてかなりよく出来ている。 こちらは玄関。 外出していてもiPhoneで画面を見ながら会話が出来るようになっています。 人間がそこに立つだけでキャッチ。正確には道路から侵入風景まで映し出されます。 相手が泥棒なら「なにやってんだー」と叫ぶことも出来ます。その音はかなり巨大らしい。試していませんが。  庭へのアクセスも全てこんな感じで人物を捉えるとiPhoneがピロロンと教えてくれる。 Nest Awareというシステムに月々10ドル（だったと思います。今お試し期間中）で加入すれば過去30日の映像記録も保存してくれます。 今回購入したのはアウトドア用。インドア用もありましてそれは様子を見てから購入しようかなと思っています。 外出時に犬の様子がわかれば嬉しい。  娘が大学へ行ってしまい私が１人になる事もふえますし 旅行で家をあける時も心配でしたがこのネストを取り付けた事でかなり心強いです。 防犯カメラがあると犯罪防止を期待できますね。それが１番の目的。  ボール遊びが上手になったよ   このブログは①アメリカ生活②２匹の柴犬③17才の娘の話題を中心にお届けしています。 読者登録してね。  ◉おかえりの際にポチっとして頂けたら嬉しいです◉◉こちらはどれか1つポチっとお願いします（ぺこり）◉↓↓ライフスタイルブログ 50代の生き方 ライフスタイルブログ 50代 自分らしさ海外生活ブログ ロサンゼルス情報 

防犯カメラ そうだ！京都へ行こう！

今日読んだミステリです。
講談社タイガ
『閻魔堂沙羅の推理奇譚
　負け犬たちの密室』
木元　哉多

（あらすじと感想）
第一話
ある冬の深夜。ベテラン刑事の武部建二と新米刑事
森野智也は住宅地の路地裏で張り込みをしていた。
そこへバイクで来た井ノ原卓馬。窃盗の逮捕歴があり、
暴力団関係のナイトクラブで働いている。
卓馬は傷害事件の犯人と顔見知りであり、
居酒屋の店長・吉井に嘘のアリバイ証言をさせた。
武部は井ノ原を脅迫することで、アリバイ証言を
撤回させ、無事に傷害事件を解決に導いた。
戸塚署刑事課フロアで上司の須崎に報告をする。
入って三か月の森野は暴力の世界に不安そうだ。
森野と恋人がレストランで会う場面を武部は見る。
翌日、１１０番通報があり、現場に武部は向かう。
死体はマンションの四階にあり、第一発見者は柴田。
被害者の榎並は頭を潰されて死亡していた。
榎並風太は英会話講師。生徒の評判は良いが女癖が悪い。
三人の女性が捜査線上に浮かびあがった。
玉橋由紀奈は榎並に貢いで借金をしていた。
看護師をしながら風俗嬢でも働いていた。
清水麻帆はＯＬで榎並の浮気を発見する相手は
芳根美加であり、清水は榎並の子供を人工中絶していた。
芳根美加は女子大生。女子アナを志望している。
二股騒ぎで榎並と別れることにした。
武部と森野は遺留品のネックレスを調査する。
ブランドモノだが購入者のリストを作るのに苦心する。
森野は現場で嘔吐したことから生活安全課への
転属が決まりそうになっていた。
三週間後、駅前のコインロッカーで凶器が見つかる。
血まみれの灰皿。包む紙はクリーニング屋のものだ。
証拠物により玉橋の容疑が濃厚になってきた。
しかし彼女のアリバイを証明する物証が出る。
その後、清水が車のひき逃げで昏睡状態になる。
清水の家からはネックレスの鎖は見つかった。
こうして事件の犯人は清水と警察は決めた。
武部は事件の終わり方に違和感を覚える。
清水は直情型であり、玉橋に容疑をかけようとする。
二人に接点はない。それに性格的にもあり得ない。
武部は森野に恋人はどうしてるかと聞く。
捜査上の質問ではなく、単純に興味があったからだ。
武部は一人で料理屋へいきアパートへと帰る。
そこで何者かにナイフで刺され、意識が暗転する。
武部は真っ白な部屋で目覚めた。皮張りの回転椅子に
黒髪ショートの美少女が座っていた。
少女は武部の半生をすらすらと口にした。
ここは閻魔堂。少女の名前は沙羅というらしい。
霊界の入り口であり、武部は死んでしまったらしい。
生前の事実は教えず、武部は誰が犯人か分からない。
沙羅は武部を生き返らせる代わりに自分を殺した
犯人を推理させるゲームを始めようとする。
制限時間は１０分。パズルピースは揃っている。
残り二分で武部は事件の真相に辿り着いた。
榎並殺しの犯人は芳根美加である。
動機は恋情のもつれ。衝動的な犯行で凶器は灰皿。
殺した時に美加のネックレスはちぎれてしまう。
森野は芳根の姉と恋人関係にあった。
嘔吐を演出して、証拠のネックレスを拾った。
森野と芳根姉は妹を守るため工作をした。
玉橋に容疑を移すため凶器をコインロッカーへ。
彼女にアリバイができたので清水になすりつける。
ひき逃げで昏睡させ、清水の部屋にネックレスを置く。
榎並は美加、ひき逃げは姉、武部は森野が殺した。
沙羅は正解した武部を時間を巻き戻し生き返らせる。
アパートで刺された武部の元に謎の少女が現れる。
武部は自分で救急車を呼び、翌日の手術で生き延びた。
五日後、病院に森野が来る。武部は真相に行き着いた。
森野は携帯を二台持ち、芳根華怜の車の塗装が剥げており、
ネックレスの防犯カメラの映像は森野が消去した。
芳根姉妹と森野は自首することに決めた。
武部はＤＶで別れた妻に電話をかけてみる。             
第二話
池谷修は偽名を名乗り、初老の会社社長と交渉する。
料亭の個室で高級コースを頼んでいた。
愛人とのホテル密会の写真を出して社長をゆする。
パートナーの阿賀里には黒服とサングラスをさせる。
池谷たちは現金で５００万強請りに成功した。
貸金庫に五千九百万円が溜まっていた。
開錠には二人のパスワードが必要である。
六千万溜まったら、半分ずつ分けるつもりだ。
イベント設営バイトをしていた二人はリストラされ、
置き引きを始め、その後、強請りを商売にする。
池谷は六千万を独り占めするため阿賀里を殺す
計画を立てる。阿賀里は池谷に隠した恋人がいた。
中岡芽以という女子大生で老人ホームに通ってる。
池谷は中岡の誘拐をして、阿賀里からパスワードを奪おうと考えた。
決行は１０日目。阿賀里は池谷の部屋を防音材で包む。
夕食に彼は新しい包丁で海鮮料理を作っていく。
誘拐計画に必要なのは監禁場所と死体の処理方法。
最後に殺害方法が重要である。
池谷は酒を飲み、睡眠薬を飲むと眠りについた。
目覚めると白い部屋の硬い椅子に座り込んでいた。
目の前には美少女。閻魔堂の沙羅というらしい。
彼女は池谷の罪にまみれた半生をつらつらと語る。
地獄行きが決まったが池谷は持ち前の弁舌で
自分が善人であるかのように振る舞う。
沙羅は池谷が自分の死んだ原因を推理できれば
再び時間を巻き戻して生き返らせると約束する。
制限時間は１０分。ヒントは他殺で病死で事故死であること。
池谷は自分の肝臓がかなり弱っていると気づいた。
他殺の要因は阿賀里の裏切り。恋人は共犯者だ。
包丁は池谷の死体をバラバラに解体するためだろう。
阿賀里は睡眠薬を池谷から受け取っていた。
それを使って彼を眠らせたのだろう。
その間に拘束し防音材の部屋に閉じ込め拷問して
パスワードを吐かせる目的だったのだ。
予想外に池谷の身体は弱っていて死亡してしまった。
中岡と阿賀里は途方に暮れているらしい。
閻魔堂沙羅は池谷が正解したため生き返らせる。
睡眠薬入りのウイスキーを飲む直前だ。
池谷は死亡の危機を超えると阿賀里に殴られる。
気絶した所をロープで結ばれて拷問される。
中岡と阿賀里はパスワードを知ると現金を金庫から
出す。そして池谷を殺してしまった。
再び池谷は死後の世界へ、そこは真っ暗な部屋だ。
恐ろし気な巨大な男。閻魔大王がそこにいた。
池谷は地獄行き。それも同じ死を一万回繰り返す罰だ。
彼が目覚めると拷問を始める阿賀里の姿があり――――。  &n
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第三話
夏の甲子園決勝。あとアウト一つで優勝だった。
浦田俊矢は敵バッターと最後の戦いをしていた。
キャッチャー日比野はスライダーを投げろという。
しかし浦田はストレートを投げると聞かない。
結果的に敵打者に撃たれて準優勝になってしまった。
そんな過去から１６年。浦田は車の中で目覚めた。
軽井沢には浦田の別荘がある。高校卒業後、浦田は
巨人にドラフト一位で入るが故障続きで引退した。
その後はスポーツトレーナーから実業家として成功する。
トレーニング理論とスポーツ医学が役に立った。
新垣はバイトしながら小説を書いている。
日比野は焼肉店。目黒風太は車椅子でドローンの大会で優勝。
そして浦田の元恋人の杉原も別荘へと来る。
別荘は水道が通っておらず、近くに温泉がある。
五人でバーベキューをして、別荘に防犯カメラが七台ある
ことを確認。防弾ガラスにセキュリティは万全だ。
浦田は自分は努力して成功したと残りの四人を見下している。
あらゆる研究をして、浦田は成功の道を歩んできた。
パソコンで各支店の店長にメールを送っていく。
四人は飲み会で風太の優勝祝いにプレゼントを送っていく。
夜更けに風太、新垣、杉原は二階に行って眠る。
日比野はリビングで浦田に金を借りようとする。
浦田は彼の焼き肉店は構造的に問題があると見抜く。
その上で金を溝に捨てるようだと拒否した。
浦田は一階の書斎で仕事をする小さな窓が一つある。
その直後、ボトルシップで殴られ昏倒する。
目覚めると真っ白な部屋だった。閻魔大王の娘である
沙羅が革張りの回転椅子に座っていた。
つらつらと浦田の経歴を語り、天国行きを伝えた。
浦田は自分を殺した犯人が知りたいという。
沙羅は１０分で推理して答えに行き着いたら
再び地上に生き返らせると約束した。
ヒントとして犯人は密室殺人にする工作をした。
浦田は四者四様に殺人の動機があると考えた。
四人の内部犯行が不可能な状況にして反対に
外部犯行なら可能な状況を作り上げたのだと推測する。
凶器のボトルシップはガラスを砕いて男が飲み込む。
船は風太のプレゼントの瓶の中に組み立てる。
書斎の窓の防犯カメラをドローンで壊す。
日比野のリーダーシップと新垣の計画を用いた。
浦田は四人の共謀を暴いて犯人は杉原と決めた。
杉原は別れて尚、浦田のことを忘れられずにいた。
恋人に未練のない浦田にショックを受けて、
ボトルシップで殴りかかったのが真相だった。
浦田は死後の世界の記憶を消され、地上に戻った。
杉原のボトルシップで殴る直前だ。
インターホンで狙いがそれて打撲で済んだ。
警察を呼ぼうとする浦田だが日比野が止めてきた。
新垣や風太は浦田の人の意見を聞かない尊大な
態度にうんざりしていた。
日比野は杉原が浦谷が好きであることを伝えた。
甲子園準優勝の栄光を全員が覚えていた。
翌朝、四人は別荘を出る。風太と新垣は今後は
浦谷に連絡しないであろうという態度だ。
浦田は日常に帰るが社内でトラブルが起こった。
最年少店長の乾が電車に飛び込んだそうだ。
大宮支店で会員が沢山、脱退してしまうことがあり、
叱責が怖くて、抑うつ状態になっていた。
事件はマスコミにバッシングされ責任をとって
浦田は自ら会社を辞めた。一月後に日比野の焼肉店へ。
杉原は上司と結婚し、風太は農業用ドローンの先生に。
新垣は小説が最終選考に残ったそうだ。
浦田は日比野の焼き肉店の欠点を指摘するという。
素人経営でコスト管理が甘く、客のニーズに応えてない。
浦田と日比野はあの甲子園のマウンドの最後の一球は
スライダーかストレートか議論をするのだった……。
（……終わり）       そんな訳で『閻魔堂沙羅の推理奇譚』を読了しました。
講談社タイガって普段そんなに読みません。
この作品はたまたま父に勧められました。
でなかったら妹ラブコメを読んでると思います。
閻魔大王の娘。沙羅が死者に推理をさせる物語です。
閻魔大王は酒豪で二日酔いの時もあります。
そんな時、代理人として沙羅が死者を導きます。
天国か地獄か……、生前の行いで決めていきます。
登場人物は自分が殺された事実を知っても
犯人までは知らされてません。
そこで自分で推理することで生き返らせてもらえます。
もし答えが分からなければ地獄行きです。
刑事と強請り屋、実業家と三話がこの本に収録されてます。
前作があるようですが、自分は読んでません。
推理小説にしてはトリックは手の込んだものでなく、
単純なものの組みわせでできています。
最近のライトミステリはこんな作品ばっかですが、
ミステリ会のトリック欠乏状態は相変わらずっぽいですね。
粗筋に答えまで書いてしまっています。
なので作品に興味ある人は粗筋を読まないでください。
それではこの辺で。ではでは。