根気マニア一大特集♪
東洋思想から見る根気
どうして眠れないの?早起きできないの?と、お悩みの方も多いと思いますが、試行錯誤しながら継続して記録する事で、問題点が見えてくる事があります。
すぐには分からなくとも、継続して記録を続けると、自分がどんな時に眠れないのか、どんな時にスッキリ目覚めることができるのかが、だんだんわかってくるのです。
また、記録を習慣化する事で、起床時と就寝時との切り替えが容易になることもあります。
睡眠の記録を取ることは、睡眠障害に対する認知行動療法としても重要視されているのです。
何を記録すべきかを以下に挙げます。
1)就寝時刻
2)起床時刻
3)目覚め時の気分(良い/普通/悪い)
4)眠りの質(ぐっすり/うとうと/浅い眠り)
5)夢(見なかった/悪夢を見た/悪夢ではなかった)
6)前日の昼寝の有無
また、昼寝や仮眠については、寝ついた時刻と目が覚めた時刻も記録し、夜の睡眠時間と合計して、1日の合計睡眠時間を算出して下さい。
自分に最適な就寝時刻や睡眠時間を計算する方法は以下の通りです。
記録から、目覚め時の気分が悪かった日を除いて下さい。
それを除いた残りの就寝時刻と睡眠時間の記録を集めて、これらの平均値を求め、その平均値を目安にして、就寝時刻と睡眠時間を調節しながら、記録を継続しましょう。
1週間ほど継続してみて、まだうまくいかないようなら、目覚め時の気分が悪かった日だけでなく、眠りが浅かった日も除いて、再度平均値を算出してみましょう。
これを1週間ほど継続してみて、まだうまく眠れないようなら、悪夢を見た日の記録も除いて、改めて平均値を算出してみましょう。それでも駄目なら、前日に昼寝をした日も除外してみましょう。
睡眠の記録を継続しながら、以上のプロセスを何度も繰り返すことによって、自分にとってより正確な「最適就寝時刻」「最適睡眠時間」に近づいていくことができます。
すぐに結果が出る人もいればそうでない人もいるでしょう。
睡眠障害を和らげるためには、あるいはそれを予防するためには、根気強く記録しながら試行錯誤する事が大切です。