代償の耐えられない軽さ

過食欲が出たときは、お菓子ではなく「米、肉、魚介、卵、豆、種子、海藻、野菜、キノコ、芋」などのいわゆる「食事」をひたすら食べてみる。
過食の場合、タンパク質や脂質に走ることはほぼないのだけど、お菓子では身体は満足しないので、食事を摂ることを習慣にすれば食欲も落ち着いてきたりする。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

どうしてもお菓子が止まらないときは、まずはタンパク質をメインとした定食形式の食事を日頃からしっかり目に食べていくのはオススメ。
お菓子を食べることで、はじめは満足しても栄養不足や血糖値の乱高下によって過食は加速するので、食事の内容を見直していくことがダイエットや過食対策には必要。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

「痩せたい」「過食」の両方があると「ダイエット＝食べないこと、体重を減らすこと」という偏った考えから食事量を極端に減らしてしまい、栄養不足になることでお菓子を欲することも多い。
お菓子によってビタミンをさらに消費…という悪循環。お菓子を欲しないくらい食事を摂ってみるのは良い手段。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

拒食や過食で悩んでいる人に「食べなさい」とか「なんで食べられないの？」とか「食べ過ぎじゃない？」とかは違いますからね。
食べたくなくて食べないのではないし、食べたくて食べているわけでもない。
正しく食べていくことが重要なので、まずは「食べても大丈夫」なことを知ってもらえると良い。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

過食とかも自己嫌悪になる必要はなくて、今その人にとっては必要な行為とも言える。
「あ?また食べちゃった…」ではなく、自分はどうしたいのか、どうしていくのが良いかなどを考える。
食事は毎日の習慣なので、一回くらいの過食で太ることもなければこれまでの努力が無駄になるなんてこともない。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

過食は「こういうときに過食するのか」など、自分がどんなときになりやすいかを考える。

食事量の不足や栄養不足も大きいけど、メンタル面で自分を知ることも必要。

不安や不足、欲求などを埋めようとする代償行動なので、自己嫌悪にならなくてよいのです。そこを補い、自分を労わってあげよう。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)

ダイエットは全力でやろうとすると失敗しやすい。
食事改善も運動も、毎日完璧にするのは不可能で、完璧主義の人は一度できない日があると「あー、これまでの努力が無駄になった…」となってしまいやすい。
毎日60点くらいなら良いかなと思えるように適度に力を抜くことは大切です。

— 梅原祥太/管理栄養士 (@k9kkkkk9k)