根気 電車に乗っている今でもニュースは起きている。
2017年2月9日。
5回目の治療の際に採取した血液で腫瘍マーカーの検査に出した。
検査結果を聞くのは次回治療の2週間後。
前回の腫瘍マーカーの検査結果がとにかく悪過ぎて悪過ぎて。。
◼️前回の値CEA 7442.8CA19-9 33000
前々回から2倍以上になっていて、このペースで上昇するとどうなるのか。。
主治医いわく、抗がん剤を始めたので腫瘍がぶっ壊れたせいだ、とか言ってたけど、医学的根拠が疑わしかったから気が気ではなかった。
そして気になる症状が現れた。手が全体的に真っ黄色になってきた事だ。
黄色といえば黄疸。黄疸といえば末期癌のシグナル。
眼や顔は黄色くなってないから、不思議だけど手は異様に黄色い。これも副作用なのか何なのかは、主治医もハテナだった。
そして2時間後。腫瘍マーカーの結果を聞いた。
CEA 1528.1CA19-9 6928.0
良かった!前回と比べて1/5くらいになっている。
やはり前回は主治医の言う通り、異常値だったとう事だろう。
そして頼みの抗がん剤治療の効果が出ている事だと思う。副作用に耐えてきて本当に良かった。
気になる黄疸のビリルビン値も基準値内。手の黄色は黄疸ではないという事だ。
おそらくだが。手の黄色は人参ジュースの影響だと思われた。
みかんを大量に食べると手が黄色くなるという、いわゆる柑皮症。βカロチンの過剰摂取で発生するもので悪い病気ではない。
妻は本当に根気強く人参ジュースを続けていた。
食事療法も腫瘍マーカー減少に一役買っているのかもしれない。
◾️腫瘍マーカー記録2016年11月9日 CEA 3438.4 CA19-9 210002016年12月8日 CEA 2698.1 CA19-9 150002017年1月4日 CEA 7442.8 CA19-9 330002017年2月9日 CEA 1528.1 CA 19-9 6928.0
確かに1月の値を除外してグラフにすると、順調に右肩下がりになっているのが分かった。
腫瘍マーカーは腫瘍の体積に比例するという。3月のCT検査がこれで楽しみになった。