みんなの新井

おはようございます，べろろんでございます。お久しぶりです。

この夏，我が家では生き物を飼うようになりました。

そもそもの発端は，5月。奥方が『夏休みの自由研究』というチラシを見ながら

「このカブトエビの観察セット，ぼくくんの自由研究にいいんじゃないかしら？」

「カブトエビなんて買わんでも，その辺の田んぼにうじゃうじゃおるやんけ」

「じゃあ，捕まえてきてよ」

「え゛!?　めんどくさいけどええわ。田植えが始まるまで待って」

んで，うちの前の田んぼの，田植えが終わった7月，ぼくくんと一緒にカブトエビを捕まえに行きました。

そこで見かけた生き物たち

ハイイロゲンゴロウ，ホウネンエビ，カブトエビ。

（この3枚の写真は借り物です）

ぼくくんが「ゲンゴロウも飼うー！」

と言い出しましたが，エサに困るので却下。

そういうわけで，カブトエビ5匹とホウネンエビ1匹を飼うことになりました。

水槽やら砂利やらブクブクやら一式を準備して，ついでにヒメダカも買うて一緒に入れて飼いはじめました。

ところがカブトエビとホウネンエビ，3日で全滅。

何があかんかったんかわからんけど，次は環境を田んぼに近づけてやろうということで，小さな水槽を買うてきて，田んぼの土をもらってきて，水深を10cmくらいになるようにして，再びカブトエビを5匹，投入。

これでメダカの水槽とカブトエビの水槽は，何とか落ち着きました。

カブトエビの脱皮も見れたし。

が！

これだけでは終わらない。

8月の初旬に，3泊4日で福井県・石川県まで遊びに行ってたんですが，帰ってきたら両方の水槽内が全滅。水槽の水が「湯」になってました。

せっかく水槽など揃えたもんやからと，新たに5匹のヒメダカを投入いたしました。

さらに。

能登で自然栽培をしているの田んぼの見学に行った時に見た生き物たちに触発されて，

「イモリ飼いたいー！」「コオイムシ飼うー！」

と言い出し，

石川県白山市の『ふれあい昆虫館』で見たカブトムシに触発されて

「カブトムシ飼うー！」

…あれほど情熱を傾けていたカブトエビなんて，忘却のはるか彼方ですわ。

コオイムシはあたくしが小さいころはようけおったけど，今は見かけんし，おってもエサに困るので飼いません。

イモリは一度は却下したものの，あたくしがむかし「みゆき」と名付けて飼ってた（名前の由来が「いもりみゆき」であることは秘密だ），その様子を話すと「飼う飼う飼う飼う」とうるさいおっしゃりやがるので，

「菅沢の畑（3号農園）におったらな」

とは言うてたんやけど，3号農園の上の小さな池におりましてなぁ…

簡単な「わな」を仕掛けたらかかってしまったので，そのうちの3匹飼うことに。

「わな」にはドジョウもかかっていたので，そのうちの3匹をメダカの水槽に入れることにしました。

カブトムシ。

前から「飼いたい飼いたい」言うてたんやけど，カブトエビやメダカがおるからと脚下し続けてたんですが

（カブトムシなんてわざわざ買うもんやないし，今さら山の中入ってポイントを探すほどの気力も情熱もない）

能登に行っていろんな昆虫見てから，あたくしも触発されたので，高松帰ってから友人の良ちゃんに連絡

たしか，フェイスブックで「カブトムシがたくさんおる」と書いてある記事を，ちょっと前に見た気がするし。

で，電話してみたら

「今頃なんよんなー。遅いわだー。ぜーんぶあげてしもたわ。もっと早ぅ言いまい」

…手遅れか。

と，思いよったら，奥方が職場の友達からもらってきた。

なんでも，その友達のご主人さんが，山に入ってカブトムシを取ってきて困ってるらしい。

そんなわけで，また水槽やら昆虫マットやら止まり木を準備して，飼いはじめることに。

これだけでは終わらない！

現在ぼくくんは，カブトムシを連れて，鳥取のジジババのとこへ泊りに行ってますが，聞くところによると鳥取でカブトムシのつがいとクワガタを買うて貰うたらしい…。

そういうわけで，我が家にはメダカ（ヒメダカ）5匹，ドジョウ（マドジョウ）3匹，イモリ（アカハライモリ），カブトムシ3匹，クワガタ（種類はみてないのでわからん）がおるわけやけど，

これらを世話する「いきものがかり」は，きっとわしなんやろうなぁ…。

おまけ

結局，自由研究は「カブトエビの観察日記」から「この夏に出会った生き物たち」に変わりました。

…まだなーんにも書いてないけど。