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喚起高速化TIPSまとめ

プリーズ！喚起

唐突ですが、
これは私の卒業論文です。
先日引越し作業の折に出てきて、
数年振りに読み返してみました。
そして改めてびっくり

私、
娘の幼児教育に目覚める前…
いいえ、娘を授かるずーっと前に、
既に今と同じ【教育】に対する確固とした考えをもっていたのですね。(他人事のような発言ですが、自分でも驚きました！)
思い起こせば･･･

私が在籍していたのは英文科。
本来なら英語にまつわる内容(又は籍を置いていたゼミPsycholinguistics関係)の論文を書くべきだったのですが、
どうしても興味の矛先が『哲学』と『教育』にあり、
正しい英語を書くことに奮闘しながら英語で論文を書くより、どうしても使い慣れた日本語で〝内容〟を重視した論文を書きたくて教授に許可を得に行った記憶があります

目次はこんな感じ。
ごく簡単にまとめると、こういう事を書いています。

・戦後GHQの指示で作られた『学習指導要領』には、デューイの経験主義が強く反映された『問題解決学習』という教育方法がとられてきた
・しかし〝learning by doing〟の学習指導では学力の低下を招くなどの理由から、以後の学習指導要領改定以降は、系統だてた学習内容を教師が生徒に伝達していく『系統学習』が定着
・ゆとり教育や学校５日制の導入などにより、学力低下などの問題が露呈

(『問題解決学習』の誕生経緯や メリット・問題点なども論じた上で･･･)・再び『問題解決学習』にシフトするという短絡的な解決策ではなく、『系統学習』の導入(こどもの学習に対する興味喚起、学習意欲の刺激)としての『問題解決学習』の利用をすべきではないか

そんな私の論文内容でした。
赤字で記した帰結部分は、
まさに私の今の【幼児教育】に対する考え方そのものです
少し噛み砕いた言い方をしますね。

幼児は、当然ながら『学ぶことの楽しさ』を知りません。
そんな幼いこどもに、 いわゆる〝詰め込み型の幼児教育〟をするのは得策では無いと思うのです。
周知の通り、こどもの吸収力は凄まじいほどのもので、フラッシュカードや多量の掛け流しをすると、こどもは面白いほどにどんどん吸収していきます。
しかし、 それ〝だけ〟ではいけない。
あくまでも幼児教育は、その後の学校での学習の土台作りであるべきで、
その土台というのは、記憶力・判断力などの『○○力』といえる力はもちろんですが、
やはり最も大切なのは、
『学ぶ』って楽しい
そういう認識を自然と養わせてあげることではないでしょうか？

その為には幼児期の『問題解決学習』はとても有効だと思います

こちらはGWに、娘と札幌市天文台に行った時の様子
宇宙や天体にあまり興味の無い私達親子
でも娘には興味を持ってほしい！
そんな中、お互いの興味関心のキッカケになればと思い行ってきたのです。
初めて見る『星座早見盤』
ママの目論見通り、 今まで購入以来まったく開かれることの無かった『宇宙』の図鑑も、
以後活躍することとなりました
DVD付 宇宙 (講談社の動く図鑑MOVE)2,160円Amazon
こどもは自ら学ぶ力を持っています。

でも、与えるのは教材ばかりじゃない。

好奇心、学習意欲につながる機会、(お出かけやママとの会話etc…)
そうして生まれた興味関心を知識や能力の定着につなげていける環境、

それらを用意してあげることが、
親としてできる幼児教育の基本なのではないかなと思います。

前回の記事では、ご批判のコメントも頂きました。
確かに私は教育のプロではありませんが、
二度とやり直しのきかない子育てには、愛情と信念を持っていつも真摯に向き合っています
【娘 年中 ４歳11ヶ月】