観客がダメな理由10
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※コミックス派の方ネタバレ注意!まだお読みでない方は今すぐ書店かコンビニへ
今日は七夕ですね。オールテニプリイベント(仮)のアンケートが始まりました...
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三位一体なら選ぶ試合は一択なんですが、何時ごろリプしようか迷ってます。
Golden age 220 意識
アオリ:男の生き様を その目に刻め──!!
壇くんの目を囲うようにアオリが入ってます。
越前くんの登場で前向きになったのか、涙をぬぐって声を張り上げる壇くん!
この声は亜久津に届いてるんでしょうか…?!
再び激しいラリーを繰り広げる2人。
アマデウスがS3に出てきたのは、平等院をベンチから引っ張り出すためだったのですね・・・
「決勝リーグで会おう平等院っ!!」
上位2チームが決勝行けるんですね?!
全然理解してなかったのでコミックス17巻読み返しました!!
オーダー変更しなかった日本チームとの試合を終わらせる気です!!
「キサマ誰と戦ってんだ!!」
そうだそうだ!!
アマデウスが考え事しながらラリーしていたのがバッチリ伝わってたみたいです。
目の前の相手を見ていない相手は負ける傾向にあると私は思うんですが勝敗を数えたことがないので実際の所はわかりません
「影を捉えたっ!?」
「!」
「面白い!」
面白いですね、ボールは見えないだけで実在してたんですね!
ボールが見えたのか、根性で返したのか・・・?
そういえば審判はどうやって判定してるんでしょう。気になってきました
亜久津がバックハンドで捉えた打球は闇が取り払われて、ボールがフェイスに食い込んでいる様子がはっきりと視認できます!
体じゅうにできた切り傷からほとばしる血。渾身の力を込めて返すようですよ...
俺は誰だ!?
そうだ───
亜久津仁!!
放たれたボールは凄まじい回転を帯び、トルネードのように相手コートへ。
平等院対徳川戦を髣髴とさせる巨大なテニスボールがアマデウスを襲・・・ったかと思うと
それは幻覚だったのか、後ろの壁がぶっ壊れてました。
「客席が吹き飛ぶぞ!?」
え!?
悲鳴をあげる観客たちの元へ集まってきた高校生メンバーら。
ラケットを天に掲げて、衝撃波を逃がしている・・・?んでしょうか。
とにかく、彼らの働きで客席大破は免れたようです。
「お頭の指示が無かったら危なかったですなぁ」
ほほう・・・鬼、デューク、種ヶ島、大曲の4人は平等院に言われて客席へ向かったと・・・。
危険が及ぶ状況だったのなら当然の行いなんでしょうけど、素直にリーダーの言う事を聞いているというのがちょっと意外で、U-17日本代表もちゃんとチームなんだな…と実感しました。
あわや大惨事というところでしたが、客席の様子には目もくれなかったのか
亜久津の変化に真っ先に気付いたリョーマ。
これは…
「第8の意識・・・『無没識』」
むもつしき・・・?
天衣無縫の極みと言われている状態と似たようなアレでしょうか?
この言葉を初めて聞いたのでググったところ、眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識、に続く8番目の意識だそう。
Wikipediaの記事を流し読みした程度なので全然よくわかってませんが、最初の6つが五感によって認識したもの、『末那識』と無没識は無意識なんだとか・・・
この前段階に俺は亜久津仁だぞ!と認識したことも『末那識』と何か関係あるのでしょうか。
アオリ:意識よ沈め・・・ 怪物は ただ狩るのみ。
以下、次号!
またボールが見えなくなったのでちゃんと相手コート内でバウンドしていたのかどうかがわかりませんでした・・・審判のコールが待ち遠しいです。
ジャンプSQ.9月号は8月4日発売、新テニは表紙&センターカラー。
コミックス21巻と放課後の王子様5巻も同時発売です!
関連:
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観客の作曲家
劇団☆新感線
「髑髏城の七人 season鳥」
[作]中島かずき
[演出]いのうえひでのり
[出演]
阿部サダヲ / 森山未來 / 早乙女太一 / 松雪泰子 / 粟根まこと / 福田転球 / 少路勇介 / 清水葉月 /
右近健一 山本カナコ 村木仁
藤家剛 工藤孝裕 井上象策 安田桃太郎 菊地雄人 伊藤教人 横田遼 下川真矢
生尾佳子 伊藤玻羅馬 岩田笙汰 大内唯 奥山寛 上垣内平 嶌村緒里江 常川藍里
東松史子 中根百合香 野田久美子 安田栄徳 山口ルツコ 山﨑翔太 矢内康洋
梶原善 / 池田成志
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今回は開幕直後でもありますので、ネタばれは基本無しで感想を書きました。
(ネタばれ全開で書いたほうの感想は)
ただ、本当に一切の情報をシャットダウンしたい方は読まずにいて下さいませ。
案の定、と言えばその通りですが、この鳥髑髏、過去の「髑髏城の七人」を観ている人ほど、ネタバレを避けたほうがよいです。
過去の髑髏城の流れを想定して観ていると、完全に意表を突かれます。
一度ならず、二度三度四度…と。
多分、過去髑髏を知っている率が高いであろう客席が、私も含めてそこかしこで若干ざわつくというかどよめくというか、
そんな空気が感じられてワクワク感も一入です。
そして、この鳥髑髏が全くの初見、という方は…
やっぱりネタバレは極力避けて下さい(笑)
勿論、過去の髑髏城を知らなくっても全く問題なく大興奮出来るし、いっぱい笑えるし、もしかしたらちょっとウルッとくる作品でした。
とてもとても楽しかったよー!
中島かずきさんのツイートにも「賛否」あるだろうと書かれていましたが、好みは完璧に分かれると思います。
ハマる人はすこーんってハマるし、逆に合わない人もきっといる。
まだまだ初日らしく、台詞が怪しかったり映像のタイミングがおかしかったりもしたし。
ただ、回を重ねると化けそうなシーンがあっちにもこっちにもある。
長い長い9月までの公演が、引き続き楽しみでたまらない!
ぐるぐる回る劇場という特殊性を差し引いても、いよいよライドアトラクションのような作品になっていました。
ショーアップver.なのに、上演時間が花髑髏とそう変わらない「3時間30分」とは、短いな?
と、普段の新感線を知る人たちが割と率直に感じたことだとは思いますが
(ここで3時間半をあっさり「短くない?」と思う感覚麻痺の恐ろしさよ)
実際、歌ダンスを盛り込んだ上でその時間に納めるために、ストーリー部分ではかなり、テンポアップやショートカットした印象。
合間合間にしっかり尺を取って魅せる音楽・ダンス・歌とギャグシーンとの緩急も激しく、
更には情報てんこ盛りで賑やかしい演出・動き・セットや衣装、そしてもちろん役者たち。
まるでジェットコースターに乗せられて有無を言わさず、一緒に終幕まで駆け抜けていくような体験でした。
映像効果で、実際にライド系アトラクションに乗っているような体感も、花髑髏と比べて増し増しに。
そう、先日まで上演していた花髑髏と比べてもやはり、まるで違います。
歌やダンスの有り無しの問題ではなく。
花髑髏は、とにかくキャストの特性を生かした各登場人物のバランスの取り方が完璧で、綺麗にまとまっていて、
演出もシンプルなだけに、メインキャラの大事な動きや感情がとてもスムーズに流れ込んで来た。
一方、今回の鳥髑髏は…
まさに、個性と個性のガチンコぶつかり合い!
誰も一歩も引いてない!引く気も無さそう!
演出もセットも引いてない!足してばっか!
TOO MUCH!(←それはVBBだ)
とはまぁ、私の印象に過ぎませんが。
とにかく、盛れるだけ盛った感が半端なかったです。
各キャラの個性が爆発してる上、前述の通り舞台上の情報量がとにかく多いので、
人数が増えてきたらもう、完全に目と耳が足りません。
情報処理が大変大変。
ただ、これは私が観た席が、前方サイドだったことも少なからず影響しているはず。
(サイドS席ではなく普通のS席でしたがまぁまぁ見切れました。
映像も観難かったし、この劇場、やっぱ断然中央後ろ目のセンターがいいわ。)
一幕は特に、なんだか落ち着かなかったです(笑)
初日だからか、私の問題か、皆そういうものなのか。
とっ散らかって、ワチャワチャしてて、良くも悪くも全部乗っけのごちゃまぜで…
でもこれが新感線だなぁと、観ていて巻き込まれて、どんどん楽しくなっちゃいました。
粗があろうが勢い任せにねじ伏せて突っ走り、
「何で歌うの?」と言われようと歌やダンスが入れば無条件でノセてしまう。
ショーアップ版ということで、勝手にアオドクロのようなイメージを抱いていましたが、むしろ97年版を生で観た時の気分って、こんなだったんじゃなかろうか、と思いました。
アオも97も生では観ていない私の言うことなので当てにはならないのですが、何となくそう思いました。
何度も花髑髏と比較してしまってアレなんですが、
一本の王道の芝居としてまとまっているのは花髑髏、
「演劇としては邪道、娯楽としては王道」の新感線らしさは鳥髑髏、
なんじゃないかなぁ、という個人的印象。
まだ初日なので、これからどう変わるかな!
歌とダンスはとても楽しかったけれど、まだまだ耳に馴染むには聞き足りない。
何で今回サントラCDないのーううう。
「97年からの全髑髏コンプリートサントラCD」とか、花鳥風月終わりに出してくれたら!
来年のボーナスはそこにつぎ込む準備は出来てるぞ!
あと、せっかくスクリーンがあるのだから、歌によっては歌詞を映してほしいな。
歌い手は大方予想が当たりました。
歌うだろうなぁという人たちが歌って、歌わなさそうな人達は歌ってません(笑)
メインキャストも、準劇団員揃いでたーのしかったー!
サダヲさんの捨之介。
「言わなくても予想ついてるよ!」
って思われるでしょうが言います。
全っ然今までの捨之介と違います。
ビジュアルやキャラクターだけでなく、その他
諸々も。
そしてこれも「言わなくても分かるよ!」案件でしょうが、本当に本当に格好いい。
ただ今回、直前特番などを拝見しても、彼にとってはこれまでになく大変な役なのだろうなぁ、というのが察せられ、
実際舞台を拝見するとまぁ大変なの大変じゃないの、
これで歴代最年長捨之介って!本当頼むから怪我とか体調とか気を付けてね!
って全力で客席から祈ってしまいました。終演後とか休憩時間とかに。
なにしろ本番中は惹きつけられちゃって、中の人を心配する隙などない。
大変さは伝わってきてしまいましたが、それでも要所要所で絶対に視線や拍手や心を掻っ攫うのは圧巻の一言です。
舞台で観る阿部サダヲの格好良さは格別だと、ちょっと涙とか出そうになりながら思いました。
カテコではかなり感極まっていらっしゃるようにお見受けしましたが、止まない拍手に
「電車とか大丈夫ですか?」
的な言葉を下さったり、〆を成志さんにふったり、
しっかり座長なサダヲさんでした。
その成志さんも
「ありがとうございます、泣きそうです」
言うてはりましたが、この2人のシーンはヒドイよ本当!
(↑お分かりと思いますが褒め言葉です。
一番サダヲさんが楽しそうに見えたシーン笑)
ワカドクロから引き続き天魔王と無界屋蘭兵衛を演じている、森山未來&早乙女太一。
初日にしてこの仕上がりとか、中盤~後半ヤバない??
と今からドキドキしてしまうくらいの凄さでした。
何しろ身体能力お化けな御二人。
未來天魔王の動きときたら、体に詰まっているのは空気なんじゃないかってくらいのあまりに軽い異次元っぷりだし、
太一蘭の殺陣の速さ(特に二幕!)は最早人外。
なんだあのスピード。何が起こってるのかさっぱりだったよ!
太一蘭、今回の登場シーンが地味にお気に入りです。
格好いいけど新感線らしくって。
同じ役者が同じ役を演じるのでも、演出、そして6年の歳月でこうなるのだなぁ、と凄く面白かったです。
太一蘭の変化はある程度予想も出来たんですが、個人的に驚いたのは未來天魔王。
またもや新機軸の天魔王を見せてもらいました。
そして、蘭兵衛役を2度演じるのは、何気に太一が初めてなんですよね。
好みもあるでしょうが、ワカより鳥の太一蘭が好きです。
脚本変更点で今回一番好きだったのも、この2人のところ。
松雪泰子さんの極楽太夫はもう、どハマり!!
気っ風の良さといい、美しい容姿に男前な性格といい、素晴らしいったらなかった。
歌もダンスも素敵だー綺麗だー。
同じくバリバリの準劇団員、狸穴次郎衛門役の梶原善さんも信頼と実績の素晴らしさ。
この御二人、以前にも極楽と狸穴を演じてなかったっけ?ってくらい、
発表当時からそれぞれの役に違和感無かったもんなぁ。
善さんは前回贋鉄斎だったけど。
福田転球さんの兵庫と、少路勇介さんの少吉は、なるほど新機軸でした。
なるほどこう来たか!って感じです。ネタバレ出来ないやつです。
お楽しみに。
清水葉月さんの沙霧は、すらっと長身なこともあり、大人っぽい印象でした。
でも、要所要所で可愛い!
サダヲ捨とのコンビ感が、ちょっと今までにはない雰囲気(見た目も含め)でいい感じです。
あと、今回の沙霧の衣装、歴代で一番好きかもしんない。
色も形もキュート!
成志贋鉄斎は、観客全員の腹筋をころしにかかってました。
流石、あの新感線35周年チャンピオン祭りにおいて、新感線両看板役者と並んで「五右衛門vs轟天vs成志」と(私に)言わしめた男です。
花髑髏であの古田贋鉄斎でスタートを切り、この成志贋鉄斎がバトンを受取り、9月にはじゅんさん贋鉄斎へそれを引き継ぐ。
この盤石の贋鉄斎リレー、恐るべし。
古田贋鉄斎は一人でドンと立って一人で掻っ攫って行くタイプでしたが、成志さんはまた一味違う。
もう方々で言われている通り
「あ、成志さんアレだ」「アレだな…」
と気付く人は察して笑います。アレです。早く言いたい。
そして、最後にこのお方。
粟根さんの渡京は…裏切り渡京なのに、上げた期待値だけは裏切られなかった!!
格好良くて、笑えて、なんかもうアレとかソレとか泣きそうになった。
渡京に関しては特に、過去髑髏を知っていれば胸熱ポイント高めでした。
何より粟根さんの渡京を生で観ることが出来た感動は何にも変えがたい。
私はファンになるのに遅すぎた、とは思ってないけれど、それでも遅れてきたファンであるとは思っているので。
「髑髏城の七人」大好きだし、やっぱりあの姿を生で観たかったし。
ああ、あそこに、ああやって立っていらっしゃるなぁ…って思っただけで感無量でした。
このお方から私の観劇ドボン人生始まったもの。
どこを切っても私にとって幸せしかない、粟根さんの渡京役。
大勢がわーってなるシーンでもついつい眼で追ってしまった。
渡京と言えば先日
↓
こんな素敵企画が発表になっておりましたが
「何で渡京!?」
ってファンならずとも驚くと思う。嬉しいけど、嬉しいけどね!
お酒強くないけれどこれは飲みに行かねばならぬ。
全体的に、メイン所はとても意外性のあった役と、予想通りズバリで固めてきた役と、二分した印象があります。
どこがどうとかも、ネタバレに繋がりかねないからあまり深くは書かないけれど。
ていうか、キャスト感想はネタばれせずに書くのはやっぱ限界でした(笑)
髑髏城の各見せ場も、いろいろ凄いですよ!
特に百人斬りは、うおお!そう来るか!最高っ!!
って感じです。めっちゃ語りたい。ネタバレ言いたい。
次回の感想で書きますので未見の方は全力で避けてね。
口説きのシーンや、あれやそれやもです。
あと今回、私のメインキャスト以外の推しメンは仁さんです。
出オチかと思ったら最初から最後まで爆笑させられました。
スクリーンの無駄に贅沢な使い方から何から何まで最高。
て感じの鳥髑髏初日。(仁さん語りで〆る笑)
次はまた来週観に行ったら、ネタバレ感想を書くと思います。