喚起 あ、いいかも。
喚起になる人は代理人の一人くらいいるもんです。
二人の営業マンが、未開の奥地に派遣されて靴を売りに来ました。そこに暮らす原住民の人々は沢山いましたが、靴を履く習慣が無く、皆、裸足です。
1人の営業マンはそれを見て「社長ダメです。彼らは靴を履く習慣がありません」と本社に連絡して早々に帰ってしまいました。
もう1人の営業マンは目を輝かせて「社長、まだ皆、靴を持っていません。靴を売るビッグチャンスです!」と報告しました。
見えている事実、現状は同じでも考え方、発想が違えば結果も変わってきます。「営業」とは既存の需要を追いかけて、すでに欲しがっている人に商品を届けることだけが仕事ではありません。例えばSONYのウォークマン、iphoneみたいに、消費者がまだ想像だにしない画期的な商品によって市場を新たに創り出し、需要を喚起することこそが、真の営業であり、マーケティングです。
新規に生み出された需要、市場はいわば自分で作った釣り堀のようなもので、完全なブルーオーシャンでライバルがいませんし、誰かの顧客を奪ったのではなく、市場全体の顧客を増やしたわけですから感謝しかされません。"競争に巻き込まれない"、"誰からも決して恨まれない"。商いをする上で、シンプルにこれが一番大切なことです。
衰退していく国内古美術市場の少ないパイを奪い合うのではなく、まだ古美術の魅力を知らない方々に買って頂けるように精一杯努力をしていく。国内のみならず、海外にもどんどん進出していって、海外の日本美術の素晴らしさを知らない層に日本美術を売り込む。すると市場は広がり、そこを開拓した者は大きな先行者利益を得ることができます。私はそれをやりたい。5年、10年かかるかもしれませんが、それに投じる資金、時間、労力は、人生を捧げるに値する未来への投資だと思います。
競争に巻き込まれないように、新たな市場の開拓に全力を尽くします。
Instagramhttps://www.instagram.com/yoshidogallery/
fufufufu (名品販売中)http://www.fufufufu.com/yoshido/
TEL 03-6805-3055 Email yoshidogallery@gmail.com
よろしくお願いします!