漏れチャンネル
※モバイルバッテリーです。説明か足りませんでした。ごめんなさい(汗)
ふくれてきたので使用をやめて処分先を調べてたら数日でこんなになってました~
危ない危ない(汗)
『こんなになるんだ~』じゃなくて『こんなになっても液漏れしないのはスゴい』ってのが感想です~
漏れのとっておき通販商品を検索、気になる情報は店舗レビューを参考にしましょう
こんにちわ
下の音楽を流しながら,映画を観てるような感覚でご覧ください
Radish Entertainment Inc
Presents
「我々、イマジン・アノニマスの助っ人として、よろしく頼む」
「金がもらえるんだったら、断る理由はねえ」
不死身の凶悪犯・チャールズ・ジョプリンが、テロ組織IAに助っ人として加わった日から数日後・・・
怪物は、再び復讐の後半戦へと動き出した。
Jの魔印
第二章
Cinemawise–Likeanovel
Written&Directed by
Radish
Charles Chaplin
Jason Statham
Leonardo Dicaprio
As Shadow
Junji Takada
Robert Vaughn
Devid McCallum
John Lennon
似顔絵ホラーサスペンス劇場
Jの魔印
絵と文・らでぃっしゅ
第40話<復讐鬼再降臨>
人気のない山道を、2台のパトカーが走行していた。
警察特殊部隊・ジョプリン対策本部の本部長・ステイハム警部は、後続車の後部座席にどっかりと座り、隣にいるチン高原警察のデカプリン刑事と会話を交わしていた。
「デカプリン君・・・
私の話は、警官諸君に少しでも役に立ったかな?」
「もちろんです、警部。
講演までしてくださって・・
役に立つどころか、警察組織の中でも1番の精鋭部隊であるSATのトップの方に、こんな田舎までお越し頂いてたいへん恐縮に思います。
署員一同、感謝しております」
ステイハム警部は、約1か月前に勃発したジョプリンとの攻防戦で、多数の犠牲者を出し貢献してくれたチン高原警察に感謝の意を伝えるため表敬訪問し、その帰りだった。
「ところで高田課長・・
何で、こんな辺鄙な山道を走ってるんだね?
警察署の近くに、確か高速の入り口があったような気がするんだが・・」
運転していたのは、庶務課の高田課長だった。
「最寄りの入り口から3キロほどの所で事故渋滞が発生してる模様で、このルートを選んでみましたが・・まずかったですか?
事故現場に警察車両がいたら、同じパトカー同士・・素通りする訳にもいかないし、余計な時間を費やしてしまうと思いましてね・・
次のインターで入れば、こっちのほうが距離も短くなるし早いですよ、間違いなく」
高田課長の目は、前を走る車両のテールランプによって、キラリと光った。
その先頭車両に乗っているのは・・ステイハム警部の警護を仰せつかったソロとイリヤの両刑事。
運転しているイリヤ刑事が口を開いた。
「この道路、さっきから1台も車を見かけませんよ。
薄暗いし・・
高田さんに指示されてこっちに来たけど、高速に乗ったほうが良かったような気がするんですけどね」
「いや、渋滞に巻き込まれるよりはいいんじゃないか?
さすがだよ、高田課長の情報収集能力は」
高田は、後ろの席をバックミラーで確認すると、そっと携帯を取り出しボタンを押し始めた。
「シャドウだ。
もう間もなくそこを通過する。
1分ほどだな」
高田課長ことシャドウは、小声で誰かにそう伝えると携帯をポケットに収め、すぐに後ろを見てみた。
ステイハムとデカプリンの二人は、こちらに注意を向けていなかったように見えたが・・・
「高田君
どこに電話したのかね、運転中に。
お手本になるはずの警察官が、規律を破るのはダメだな」
「あ・・・すいません。
緊急の連絡が入ってましたので」
と、高田が言ったその時だった。
ガシャーン!
前方車両が何かにぶつかり、凄い衝撃音とともに急停止した。
「危ない!」
高田はハンドルを切り、車間距離を取っていたため、前の車に間一髪ぶつからずにストップした。
ソロとイリヤは、エアバックによって怪我は免れたが、まるで大木にでもぶつかったような衝撃に、瞬間的に放心状態に陥っていた。
「イリヤ・・・大丈夫か?
いったい何に衝突したんだ?」
「黒い影が目の前に現れたんですが
何かまでは・・」
「熊かも知れんが・・
もし人間だとしたらえらいこっちゃ。
外に出るぞ」
二人はドアを開けようとしたが、車体が歪んでしまったのか手で開けることは出来なかった。
ソロは、足でドアを強く蹴った。
イリヤもそれに倣った。
やがて、軋り音とともにドアは外に開かれ、二人は飛び出た。
イリヤの目には、ボンネットが無残にも押しつぶされ、白い煙が立ち上っているのが写った。
ソロは後ろを振り返り、停車した後続車からデカプリン刑事と高田課長が出てくるのを捉えた。
「どうしましたか?」
「熊か何かにぶつかったのかも知れません、至急調べてみます」
「ソ・・ソロさん・・
誰かいます・・・車の前・・
ボンネットの陰から、今立ち上がりました」
ソロは、その声に従い前方に視線を送ると、白い煙の中から山高帽をかぶった1人の男の姿がおぼろげながら見えた。
急ぎ足て近寄って来ていたデカプリン刑事の足が止まった。
「ジョ・・・ジョプリン・・・」
ソロとイリヤは同時に拳銃を取り出し、突如出現した不気味な男に銃口を向けた。
「止まれ!
まさか・・
まさか、車にぶつかった人じゃないよな」
「車にぶつかった人だよ。
危うく、死ぬところだったじゃねえか」
「ソロさん、イリヤさん
その男は、ジョプリンです。
高田さんもです。
すぐ離れてください。
そいつに、銃は効きません」
「え?
こいつが、ジョプリン・・・」
ソロとイリヤは銃を構えながら後ろ向きに、高田課長がいるところまで後退した。
高田は、上着のポケットから銃を取り出し、ニコニコしながらなぜかソロに銃口を向けた。
それに気づいたソロは、さっきからこの状況で微笑みを浮かべている高田に、物凄い違和感を感じていたが、時すでに遅し。
「高田さん・・・」
ドギュン
ソロの眉間目がけ銃弾が発射され
背中から倒れた。
高田の、煙が漏れ出る銃口は、すぐさまイリヤのほうに向けられた。
「何するんで・・・」
ドギュン
イリヤは、何が何だか理解できないまま、2発目の銃弾で高田の足元に崩れ折れた。
その光景を、驚愕のまなざしで見ていたデカプリンは・・・
「高田さん・・・あなた・・」
と、つぶやいたが、すぐさま踵を返しステイハムが乗っている車に向かって走った。
しかし・・
ドギュン!ドギュン!
デカプリンが車のドアに手をかけた瞬間、背中に熱いものを数発感じ、膝から地面に落ちていった。
今度は、ジョプリンからの銃撃だった。
「シャドウさん、
あとは、俺の獲物だ。
手を出さないでくれ」
「どうぞ、ご自由に」
ジョプリンは、うつ伏せに倒れているデカプリンにツカツカと歩み寄ると、足で蹴飛ばし仰向けにした。
「まだ生きてるようだな。
オマエ、チン高原のあの別荘で戦った時、俺に発砲してきた刑事だろ?
覚えてるぜ。
きょうは、その返礼だ」
ジョプリンはそういうと、真上から顔に向け銃をぶっ放した。
ドギュン
ステイハムは、外で行われている惨劇に、最初は理解できずにいたという事もあり、なす術もなく後部座席に座っていたが、ジョプリンの姿を見ると意を決し、後ろから運転席に飛び移った。
「早くかかれ!」
ステイハムは焦りながらもなんとかエンジンをかけるとアクセルをふかし、轟音と、タイヤと地面の摩擦で出来た煙とともに急発進しバックしていった。
それでもジョプリンは、慌てる様子も見せずに車に向かって数発発砲した。
パンパンパンパン
そのうちの1発が、コーナーを曲がりきろうとしている車のタイヤに命中した。
タイヤはバーストし、バランスを失った車はあっけなく横転した。
ジョプリンは、トドメをさすため近づいていったが・・・
いきなり車は、炎を噴き上げた。
それでもかまわず、ジョプリンは車のドアをこじ開け、中にいるステイハム警部を引きずりだした。
数秒後、ものすごい爆発音が起こり、ドアやガラス片が周辺に吹っ飛んでいった。
「オイ! 起きろ!
オマエは、1か月前、俺に攻撃を仕掛けて来た特殊部隊の司令官だな?」
ジョプリンは、ステイハムの胸ぐらをつかみ前後にゆすったが、何の反応も得られなかった。
「クソ!
こいつは、とことん痛めつけてやりたかったが
簡単に死にやがって」
ジョプリンは、放り投げるようにして無造作に手を離した。
隣にシャドウがやってきた。
「これで、復讐のターゲットは大方片付いたのですかね?」
「いや、まだだ。
モンローとその相棒・・・
交渉人のディーンとか言うやつだな。
また、情報を頼む」
「お任せを・・・
そいつらは皆、仲間内ですからな。
(⌒▽⌒)アハハ!」
<登場人物>
ジョプリン・チャールズチャップリン
ステイハム警部・ジェイソンステイサム
デカプリン刑事・レオナルドディカプリオ
ソロ刑事・ロバートヴォ―ン
イリヤ刑事・ディビッドマッカラム
高田課長ことシャドウ・高田純次
レノン総裁・ジョンレノン
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