あなたの文面を見てあなたを見つけてくれる人は必ずいます。
先日合コンで知り合った男性陣に、「また飲みに行きましょう」ってLINEを送ったら、全員に既読スルーされたカマタですこんにちは死にたい。
導入から死を望んですいません。そんな私がなるものに参加しました。 これなら男性から即レスがもらえるはず!っていうLINEの文面を考えて競い合う企画です。 上記の男性全員に既読スルーされ事件(実話)の詳細マンガも描いたので、よかったら読んでみて!↓
対戦相手は、先日のと、 さらけ出しっぷりでカマタの上を行く独身アラサー、ビクトリアブラティーヌさんです。 二人ともカマタよりずっと年下!小娘どもに負けるわけにはいかない!!!!
お題は「ちょっといいなと思っている男性をお花見に誘って即レスがもらえそうなLINE」。渾身の「これなら絶対に男性から即OKをもらえる!!」って文面を考えたので、是非読んでほしい。そして感想を聞かせてほしい。
今日は夜にもう一回更新するので、お暇な方は見てね~でも金曜夜だしデートとかする人はこんなとこ見なくていいから楽しんできてね!!!!!!!!!!
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一人暮らし本第2弾が発売になりました!オールカラーで大容量の176ページ、描き下ろしなんと120ページ以上!!
今までに出会った濃~~い人々を漫画にした本が発売になりました!今回もオールカラー、そして、描き下ろしは50p!!
私の初めての書籍が発売されました!オールカラー、大容量の176ページ、描き下ろし100ページ以上!!
だいぶ酷い一人暮らしの日々全てを、恥を捨てて漫画にしました。自分なりの一人暮らしノウハウなんかも。
文面 出世するより、成功するほうが、偉い。
まだ工事の始まっていないテナント内で、俺は内装業者のソンニュルと話をしていた。
今日は江南に開く店舗の下見に来ている。下見といっても、場所は本決まりだしある程度の図面も出来上がり、後は細かい打ち合わせをするのみだ。
本当はデザインやレイアウトを全て任せて、完成イメージ図で話をした方が早いのかもしれないけど自分の目で見てひとつひとつ確認したかった。
ソンニュルは若いけど、かなり能力が高い。俺の不規則な時間に合わせて、嫌な顔せず打ち合わせに付き合ってくれる。
「スンリさん、ここはどうします?」
「ん~あんまり店内明るいと入りにくくない?ここと日本とでコンセプトを変えるつもりはないし、日本のお客さんって1人だとラーメン屋入りにくいって人も多いみたいだからさ」
「じゃあ照明は暗めか間接照明とかにしますかね」
「うん、その方がいいかも」
頭の中で想像を巡らせ、何もない壁に向かってイメージを投影する。
ラーメン屋は、ここ江南店が一番最初にオープンする。次に日本で、そしてうまくいけば各所に展開する予定だ。
構想だけでいえば随分と前から考えていたことだけど、本格的にスタートしたのは今年に入ってからだ。
別に隠している訳ではなかったが、具体的な形が見えるまでは誰にも話さなかった。でもいろいろあってこういう関係になった以上、ジヨンヒョンにはいつかきちんと話さないといけないと思っていた。
ただ個人の事業は個人の責任の範疇でやることだ。アドバイスをもらうのとも違うし、何と言って切り出せばいいのか分からずうやむやになっていた。
かといっていつまでも隠し通せるものでもない。だから今日、なるべく世間話みたいに打ち明けた。あまりいい反応ではなかった。
そりゃ、喜んでくれるなんて思ってはなかったけど―。
傷ついて欲しくないなんて初めからダメになると決めつけられているように感じてつい口答えしてしまった。ただ、心のどこかでは、こんな展開になるんじゃないかと思っていたところもある。
ソロデビューの時も『まだ早いんじゃないか』と言って、最初は賛成してくれなかった。一人で日本で活動することやアカデミーの経営、何ひとつ初めから応援してくれたことはない。
リーダーとしては心配なのかもしれないが、他のメンバーと俺とじゃ明らかに対応が違っていた。だから話しづらかったのもある。
今日だって『仕事』と嘘をついてここに来た。
"ラーメンが好きだからラーメン屋を開きたい"
たしかにそれだけだととても安っぽく聞こえる。
デビューしてから10年、入隊を前に僕たちは、BIGBANGは転機を迎えていると思う。この国では日本とは違って、長く活動をする音楽グループは少ない。皆が除隊した後、今と同じように活動できる保証なんてどこにもないのだ。じゃあ俺たちが先駆者になればいい、と格好いいことが言えたらいいのかもしれないが、それは決して簡単なことではないはずだ。
デビュー10周年を祝う中で俺はいろんなことを感じていた。不思議なもので、ヒョン達の未来は安易に想像できた。デソンヒョンやヨンベヒョンは歌を続けていくだろう。2人には人を惹きつける魅力がある。一度ファンになったら離れることも少なく、長く愛されるタイプだと思った。タプヒョンはさまざまな作品への出演を通して演技界への道を不動のものにした。ジヨンヒョンはプロデュース業に専念することになるかもしれない。
じゃあ、俺は?
自分の将来だけ、見えなかった。
BIGBANGのスンリ、そしてイ・スンヒョンとしての未来。
今までヒョンたちを含め、たくさんの人に守られてきた。これからは自分の未来は自分で切り開かないといけない。そう思った。
いろんな事業はその一端だ。ヒョンたちと同じBIGBANGのメンバーとして自分を誇れるよう、俺は俺の道を作っていく。
リスクを気にする声ももちろんあるけど、何事もやってみないと分からない。だからいろんなことを始めた。この中からやがて自分でも自信が持てて周囲にも認めてもらえるようなものが見つかればいいと思っている。
この俺の本音を聞いたら、少しはヒョンも安心してくれるだろうか。
携帯を取り出し、トークアプリを開く。
今考えていることは誰にも話したことはない。元々人に弱味を見せるのは嫌いだ。それに話したところで『心配しなくても大丈夫だよ、やっていけるよ』なんて簡単な言葉で済まされてしまうのは嫌だった。
でもヒョンとはこれからいろんなものを共有していきたい。この本音を打ち明けたいかといえば、まだそこまでに思いは至っていないけど、これをきっかけに何でも話せるようになれたらいいと思う。
メッセージを打とうとして、迷った。
『話がある』じゃ固すぎてこっちが緊張する。あんまり話す前から構えて欲しくない。
『話を聞いて欲しい』は下手な感じがするし…ヒョンとはお互いがお互いを高め合う対等な関係でいたい。
『ヒョン、明日は遅い?』
結局いつもの文面に決めた。"ヒョン"と打つと予想検索の一番上に来るほど、常用している文章だ。
話し合いの場が持てたら、今度は素直になろう。理解を求めるというよりも俺自身をヒョンにもっと知ってもらおう。
今回のことが2人の絆をさらに深めるものとなるように願いながら、俺はヒョンの返信を待った。